『君の名は』我が家のものがたり
昨日は定例週末の母のところへ。
行ったら、椅子に座って、植木屋さんが入ってさっぱりした庭を見ていた。
「今、座る練習をしている」という。
月曜日は病院の整形に行くのだ。
天気も良く、母の腰もだいぶ良いようだった。
少しでも動けるようになれば、気持ちも晴れやかで、
ネガティブな気持ちも無くなって
いつもの母に戻っていた。
帰ってから、思う。
「偉いなぁ。」
いつも自分と置き換えてみる。
「私よりずっとえらい。」
*
さあて、
新海誠監督作品「君の名は」の話。
2016年8月公開、
歴代3位の興行収入
言わずと知れた大評判作品である。
SF、ファンタジー。
「入れ替わり」の話。しかもちょっとひねりのある。
*
その年の9月のマゴッチ1の誕生祝に行ったころだったろうか、
家族でこの映画を見に行ったらしく、
保育園の帰りに
手を繋ぎながら
「彗星が落ちてきてね・・・」「え、すいせい!」
(私は半分、子供の、5歳の子の話だからと、聞き流しつつ)
マゴッチはそうとも知らず(ごめん!)、熱心に話し続ける。
「ふーん、そうなんだ。」
「でね、てんてんてんッ♪」と歌いだす。
後から
そのかわいかった歌だけ私が覚えていたので
「てんてんてんっ♪」でしょ、知ってるよ。
と言ったら、「ちがーう、ぜんぜんぜん♪なのっ!」
と訂正された。
誰かに直されたんだね。
バアはなんでもいいから可愛いきみの歌声が好きだよ。
何しろ、映画は娘一家にとって、すごく心に残ったらしい。
婿殿は本まで買ったと話していた。
娘は、どんないい話かと思って観に行かないで、
普通に行けば面白いと思うよ。と。
あまり期待していくと・・・ね。いわゆる期待外れとなる。
*
そんな話を聞いていた息子2夫婦。
冬に、映画見たけど・・・
イマイチだったらしい。
そりゃ、人それぞれだ。
いわゆる「個人の見解によるものです。」
*
映画はいつか見てみたいが、
婿殿が買ったという小説をリクエストして読んだ。(婿殿に借りればよかったんだ。)
この本の方が先にできたらしく、これもヒットしたようだ。
新海監督が自ら
この話は映像で見るのがいいと述べていた。
たしかに、
本を読んでそう思った。
話の筋は良くわかった。
これもまた28冊目の「7回・・・」と同じく、時間を越えた、出会いの話である。
DVDにはなったらしい。そのうちどこかでやるだろか。
内容(「BOOK」データベースより)
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。
(2016/6/18 )29
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