« 通常営業!? | トップページ | 『監禁面接』ピエール・ルメートル »

2019年1月 9日 (水)

『さざなみのよる』木皿泉

昨日、図書館に本を返却し、

借りてきました。

返したのは、暮れから読んでいた「さざなみのよる」です。

久しぶりに、読後感は良かったです。

 

軸となるナスミの死から

 

話は始まる。

 

おもしろくもけなげなナスミ。

 

そこから

 

ナスミを巡る人々、縁のあった人とのつながりが

 

一話ずつ語られていく。

 

そこから彼女の

 

さまざまな面が語られる。

 

「自分が死んだ後にあそこから覗く」という天井のダイヤも面白い。

 

すべての作品に「彼女の死」が絡んでくるが、

 

さほどつらくもなく。

 

ほんわかしていると思うのだけど、どうかな。

命のつながり、生きることの意味。

     *

私たちは

前に向かって生きていく。

ということは

行く先にあるのは「死」ってことで。

人生半ばをとっくに過ぎた身としては

このことを痛切に思う。

でも思っていたって、嘆いていたって、仕方ない、

せっかくの時間

大切に丁寧に使おう。

そんなことを思った。

そんなことを最近母とも話している。

内容紹介

小国ナスミ、享年43。その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり――命のまばゆさを描く感動と祝福の物語!

(2018/4/18) 1

|

« 通常営業!? | トップページ | 『監禁面接』ピエール・ルメートル »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 通常営業!? | トップページ | 『監禁面接』ピエール・ルメートル »