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2018年11月29日 (木)

『ファーストラヴ』島本理生

206この本は直木賞受賞作です。

  *

子供の時代は

その両親が何よりの頼りとなる。

その親が聖人君子であれとは言わないが、

明るくおおらかな大人であってほしい。と思う。

もしも、自分の思いや流儀を押し付けることがあっても、

一言、世の中にはいろいろな考え方があるよ、と言ってくれれば。

子どもは成長するにつけて

様々な状況をそれぞれに受け入れ、大きく羽ばたいていけると思う。

なぜか悲しい物語でした。成長過程のトラウマの連鎖。

無力な少女の心の傷を鮮烈に描き出す、そしてそれを自分自身で見つけて、成長しても行く。

「ファーストラヴ」の意味を考えた。

自分と真正面に相対して想ってくれる人。

内容紹介

◆第159回直木賞受賞作◆

夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。
彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。
環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに凶行に及んだのだった。
環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。
なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?
臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。
そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは?
「家族」という名の迷宮を描く長編小説。

(2018/5/31)52

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