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2018年6月22日 (金)

『湖の男』アーナルデュル・インドリダソン

昨日遅くまでで、読み終えた。

お蔭で今日は寝むいダス。

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これは、アイスランドの作家の本。

2004年に発刊された。

日本では2017年。

内容(「BOOK」データベースより)

干上がった湖の底で発見された白骨。頭蓋骨には穴が空き、壊れたソ連製の盗聴器が体に結びつけられている。エーレンデュル捜査官たちは、丹念な捜査の末、ひとつの失踪事件に行き当たった。三十年前、一人の農業機械のセールスマンが、婚約者を残し消息を絶っていたのだ。男は偽名を使っており、アイスランドに彼の記録は一切なかった。男は何者で、なぜ消されたのか?過去にさかのぼる捜査が浮かび上がらせたのは、時代に翻弄された人々の哀しい真実だった。北欧ミステリの巨人渾身の大作。

(2017/9/21)29

私は北欧ミステリを好んで読むけれど、

アイスランドについてはあまりにも未知いえ無知だった。

首都はレイキャビク。

戦後の冷戦時代、この国には米軍基地が置かれ、アメリカの対ソ戦略上重要な場所であったという。

大きく変化した東ヨーロッパ。

そこに接する北ヨーロッパはかなり危険だったのだろう。

1944年にデンマークから独立したばかりで、1949年NATOのメンバーになった。

アイスランドは当時も今も自国の軍隊を持たない。

1986年核廃絶に向けたレーガン・ゴルバチョフ会談がレイキャビクで行われた。

この会談を実現させたのはアイスランドの大統領だった。

彼女は選挙で選ばれた世界初の女性大統領であり、

絶大な国民の支持を得て4期を務めあげた稀代の政治家と「訳者あとがき」にあった。

物語は

読みごたえがあった。

ジェットコースター的ではないけれど・・・

スパイとか、仲間も信じられないようなのは嫌だけれど…

一人の男のモノローグが時を戻って語られ、今に続く。

アイスランドから奨学生としてライプツィヒの大学で学ぶ男の話。

そこに現代に浮かび上がった謎の頭がい骨を調べていく。

丹念にまさに丹念に一つ一つ調べていく。

誰もあきらめない。

アイスランドは

サッカーワールドカップでも今、話題になっている

アイスランドという国を

何だか応援したい気になってしまった…

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