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2018年4月17日 (火)

『獣使い』カミラ・レックバリ

ピンポンと鳴って

下の階の奥さんがタケノコを茹でて持ってきてくださった。

一昨日

クリニックでちょっとお手伝いしようとしたことに

いたく喜んでくださって、

「でも、だから、持ってきたわけじゃないのよ。」とおっしゃる。

ありがたく受け取った。

大好きなんです。ありがとうございました。

   *

さて

今回読み終えた本、時間がかかった。

読みごたえとかいうよりも

重すぎる辛すぎる。

出たら必ず読んでいる「カミラ・レックバリ」の

新刊本である。

彼女のこのシリーズ9作目に当たる。

現代社会の闇を描き、それこそ暗く寒いイメージの多い北欧ミステリだが

その中でこの作家のように女性作家による女性主人公のミステリが生まれた。

ハードな事件に加えてヒロインなどの家庭など私生活が細かく描かれることが多い。

こういうジャンルをデンマーク語で「フェミクリミ」というらしい。

なんとなく意味は分かる。

その点が私にとっては最初は、読み始めた頃は邪魔だった気がしていたが、

今回の本の内容には

それで少し救われることになったかと思う。

主人公などの私生活を、事件と関係のないところで書くことで、

「寒い・暗い・重い」という印象を持たれがちだった北欧ミステリに身近な生活感を与えることに成功した」(本作解説・「ファミクリミのトップランナー・大矢博子」ファミクリミとある。

なるほど納得であった。確かに私もそう思った。19

(2017/11/17)

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