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2018年2月 9日 (金)

『また、同じ夢をみていた』 住野 よる

冬季オリンピックが始まりました。

 

スポーツ観戦好きな私の

 

今後の数週間が容易に予想され、

 

その前にやることをガンバロー

    *

「きみの膵臓が食べたい」の作家さんです。

題名に怖気づいてこのベストセラー作品は

まだ読めていないのですが、

この作品を読むと

そちらも興味がわきます。

出だしから

「私の考え方に似ている」という風で

楽しく読んでいきました。

私も

子どものころから

そして今も

こんな風に小さなことを面白くとらえて生きてきた気がします。

同じ心を共有できたという点で、

とても楽しく読めました。

そして

この題名の持つ意味につながる

主人公の心のなか。

「幸せってなあに?」

そう問い続けながら彼女は生きて行く。

あちこちから

彼女の人生が垣間見える。

    ------

「私は、子どもから大人になって、そしておばあちゃんになって、好きなことをして、好きな人たちと一緒に人生を過ごしてきたよ。」

「…それって、普通のことじゃない?」

「ああ、普通の人生。私は、そんな普通に幸せな人生を送ることが出来た」

「しっあわーせはー、あーるーいーてこーないー♪」

「あなたはちゃんと、幸せになっているの?」

「幸せとは、自分が嬉しく感じたり楽しく感じたり、大切な人を大事にしたり、自分のことを大事にしたり、そういった行動や言葉を、自分の意志で述べることです。」

「自分の中の幸せの定義が変わっていないことを確認してから、胸を張って頷いて見せるのです。」

    --------------

そう、こんな風に幸せについて考えていくお話。

口には出さずとも

みんな「幸せだったらいいな、」と思っている。

この本は

そんなことを思う人へのお話です。

自分で考えて、自分自身で選び、

自分の人生を進んでいく。

まさに

「人生とは、すべて、希望に輝く今のあなたのものよ。」

と。

この本について、いろいろ不満に思う(甘い、とか)方もあるかもしれないが、

私には面白かった。

ひとつの世界観として、

そして主人公と同じ世代のこどもにも読んでほしいと思った。

(「薔薇の下」は秘密。)

内容紹介

デビュー作にして25万部を超えるベストセラーとなった「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」の著者が贈る、待望の最新作。
友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女、一人静かに余生を送る老婆。
彼女たちの“幸せ"は、どこにあるのか。「やり直したい」ことがある、“今"がうまくいかない全ての人たちに送る物語。

(2016/2/17)11

読む本が無くなってしまい、図書室に返しに行き、

 

カウンターの方とお話ししていたら、

 

この作家さんは「男性」だと聞きました。

 

「デヴュー作」を読まないでいたので、

お近づきにもならず、うかつなことでした。

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