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2017年11月10日 (金)

『スマホを落としただけなのに』志駕 晃

先日11月期回転寿司ツァーに行きました。

不思議なもので一か月近くなると行きたくなります。

でまた、焼肉ツァーも計画したりして、

よく承知している息子は「任せとけっ!」とばかりに説明してくれています。

焼肉は体調がいい時に行きたいです。

これから天気は下り坂のようです。

    *

この本は「このミス」受賞作品です。

「スマホを落としただけなのに」

さて、どうなったのでしょうか。

内容紹介 

第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品は、二転三転する恐怖のサイバーサスペンスです!

麻美の彼氏の富田がスマホを落としたことが、すべての始まりだった。
拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。
麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。
セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる狂気へと変わっていく。
いっぽう、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され……。

(2017/4/6)

ある男がタクシーにスマホを落としたことから始まる物語はおもしろく、最後まで一気に読んだ。 

エンタテイメントたっぷりだが、と同時に、満載すぎて全体に詰めが甘いような、終わりがあっけないような。

現在のSNSやスマホの危険性がいやというほど伝わる。

パスワード、乗っ取り、成りすまし、ランサムウェア、などなど

そう言う手口で

女性を狙う殺人者に

ロックオンされて狙われたら

ひとたまりもないのかな。

性善説信奉の私としては

なかなか怖い話であった。

世の中の皆さま 御用心あれ、という

ネット社会の先端にいる作者の気持ちが溢れている。

    *

今ちょうど報道されている座間の大量殺人事件と似ているところもあり、

頭の中で重なってしまった。

ツィッター、ネット、ハンドルネーム

リアルに恐ろしい事件である。

便利さの裏に潜む怖さを

若者にも知ってほしい。

    *

作者はいまラジオ局のエンターテイメント開発部長という職にあるという。

その、最先端の情報力をもとに書き上げられた、

デジタル時代の警鐘にもなっていると思う。

本書の中の犯人は捕まった後に

「ありがとう」と言ったが、(捕まえてくれて、という意味で。)

果たして実際の人間の心はどうなっていくのだろうか。

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