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2017年8月22日 (火)

『熊と踊れ』上・下 A・ルースルンド、S・トゥンベリ

私の好きな北欧ミステリで、

随分前から

注目していた作品ではあったが

なんとなく重苦しい悲しい作品のような気がして敬遠していた。

     *

実際に起こった事件をモチーフに

その犯人の兄弟と一緒にルースルンドが書いたものである。

実際には兄弟がまだいたということだ。

「熊のダンス」

「本当に勝ちたいのなら近づきすぎちゃいけない」

「これはな…熊のダンスだ、レオ。いちばんでかい熊を狙って、そいつの鼻面を殴ってやれば、ほかの連中はみんな逃げ出す」。

こう,人との戦い方を教えた父。

その暴力に支配された家庭に育った3兄弟はスウェーデン中を脅かす強盗団になった。

父を憎みつつ断ち切れない長男。

家族の絆という言葉に暗示され、縛られていく。

それを捜査する刑事もまた同じような父を持つ。

上下合わせて分厚い文庫本で、

間に休みも入って、10日ほどかかった。

読みごたえはあったけれど。

上 561ページ

下 570ページ

(2016/9/8) 38,39

内容(「BOOK」データベースより)

凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセント三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだった―。連続する容赦無い襲撃。市警のブロンクス警部は、事件解決に執念を燃やすが…。はたして勝つのは兄弟か、警察か。スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作。最高熱度の北欧ミステリ。

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