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2017年8月 6日 (日)

『i(アイ)』西 加奈子

76木・金と娘のところに行って来た。

マゴッチ1号の誕生祝やらなんやらである。

いつものように新宿でうなぎを食べてから行った。

スマホで取る食べ物は実においしそうだ。

ついでに私のも、と便乗して

娘に注文したバッグをもらった。

「欲しいもの考えてくれてありがとう。」と言われた。

「なんのなんの」

まさにこれが欲しかった。

当たり前じゃ。ネットで探してメールしたんだから。

ポイント10倍でよかったと娘は言った。忙しいですからね。

    *

4_25小1の2号は熱心に朝顔に水やりをしていて、

その甲斐あって

立派な朝顔が赤青と咲いていた。

ほっとする色と形で、なんだか懐かしい。

    *

翌土曜日母のところに行ったら

ほったらかしに(見える)庭のゴーヤが元気で

4本もらってきた。

来年は母のところにゴーヤときゅうりを植えて、

ベランダには朝顔にするかなぁ、そんなこと考えた。

    *

さて、西加奈子さんの「i(アイ)」

興味深く待っていた本。

内容(「BOOK」データベースより)

「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは―。「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ―直木賞作家・西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる傑作長編!

(2016/11/30)37

作家ももちろんひとりの人間であり、

その中でも

自分で弁を立て、主張を述べるという点において

その存在は大きい。

そして

ひとりの人間としても

作家としても

人々はみな

じっと同じところに立ち止まっていることはできないのだと思う。

先へ先へ

もっと違ったほうへ・・・

それはほかの芸術家も同じだろう。

もちろん根底の部分は変わらないであろうけれど、やはり進化という名のもとに。

西さんがアマゾンのところで

「この本を書いた、書こうと思った理由」を述べていらっしゃったが

なるほど、と思った。

私も「養子」という立場を理解しようとするが、

「アイ」には相手にもされないのかな、そんな思いをした。

読後感はむずかしかった。

考えて考えて、突き詰めていく、私は、最後まですっきりせず、

しかし

作者のまっすぐなまなざしと熱意ある宣言は感じられた。

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