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2017年6月 5日 (月)

『桜風堂ものがたり』村山 早紀

週末の疲れで私は今日はお休み気分。
(まあ、君はいつでもお休みじゃないか、という話もありますが・・・)

そうはいかない方々はご苦労様です。

    *     *

先日たいそう感動したと書いた「蜜蜂と遠雷 」が言葉で音楽を表すのに対し、

この「桜風堂ものがたり」は言葉で絵画を描いている。

しかも澄んだ水彩画の、である、と思った。

ゆったりと静かに流れていく空気。

これはいったい何なのか。

人気本、本屋大賞候補と言われたが、最初はこの話はどこへ行くのか、戸惑った。

途中からは入り込んで行けた。

ネットの世界を語り、そのうえで書店の今の現状も分かった。

書店の話は良く見かけるが

これもまたガツガツしていないお話でした。

出来過ぎのところもあるかと思うが

素敵な、心が温まる物語。

桜風堂にも行ってみたい。そこでコーヒーを飲みながら、本を読みたい。

そのひと」と作者に書かれる人々。

「ねこ」との思い出を持つ人。

子どものころの何かの痛みを抱えて生きる人。

皆、優しい。

静かに心に染み入る本でした。

みんなのこころが幸せに通い合いますように。

内容紹介

百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。傷心を抱えて旅に出た一整は、以前よりネット上で親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために、桜野町を訪ねる。そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた……。
一整が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、そして出版社営業が、一緒になってある奇跡を巻き起こす。『コンビニたそがれ堂』シリーズをはじめ、『花咲家の人々』『竜宮ホテル』『かなりや荘浪漫』など、数々のシリーズをヒットさせている著者による、「地方の書店」の奮闘を描く、感動の物語。

(2016/9/21)27

学校の帰りに書店に寄るのが習慣でした。

定期券の忘れ物はいつも本の上。

大人になっても好きだったホンヤさん。

通販や図書館ばかりでなく、行ってみようかな。しかしなぁぁぁぁ

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