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2017年4月16日 (日)

読んだ本『夜行』森見登美彦

桜の花は

 

いよいよとばかりに

 

盛大に吹雪となって散っています。

 

ホントに、「また来年!」だね。

    *

今回読んだ本は森見さんの本、久しぶりです。

「夜行」という題。

春風の花を散らすと見る夢は 

さめても胸の騒ぐなりけり」 西行

これが夜行、という、と本文にある。

桜の散るさまを夢に見て、心が騒いだが、その心の騒ぎは夢が覚めたあともずっと続いている。桜の落花が自分のこころをいつまでも騒がし続けている。何故だろうか。

というような意味でしょうか。

桜の落花が直に自分の心に働きかけて、そのため長い間心が騒いだままになっている。それほどまでに桜の落花は西行のこころさえも、ましてや凡々凡人の私の心ならばなおさらということでしょうか。

この潔さが戦時中は好まれて植えられたということですが、

桜にとってはさぞ迷惑なことだったでしょう。

そんなこととは関係なく、本人は(桜)自分らしく咲き誇り、

自分らしく散っていくのです。

    *

夜行列車」なのかあるいは「百鬼夜行」の「夜行」か。

その両方を表すものがこの西行の歌に通じるものかもしれない。

わすれられない、不思議な怪しげな思い出ということだろうか。

尾道、奥飛騨、津軽、天竜峡、鞍馬をモチーフに

それぞれが

不思議な体験、心の闇を語る。

「不気味に謎めいた雰囲気が魅力の連作怪談。」

京都の鞍馬という場所にも何か,“ある?”

    *

本の中に、旅の予定はご主人に任せて、

自分では立てないという奥さんの話があった。(津軽)

そこで思ったことがある。私は違う!と。 

私はほとんどの計画を自分で立てていた。 

家にいるから当然かもしれないが、 

昔から計画を立てるのが好きだった。 

いつか行くときのために 

学生時代には 

行く予定が無くても立てたりしていた。 

何度も・・・ 

多かったのは三陸縦断と紀伊半島一周。 

今回「紀伊半島ほぼ半周」ができてそれはうれしかった。 

その頃は、当時あった周遊券の利用で考えていた。 

私にはそれ用のノートもあったのだ。 

それが次第に 

難しくなり(というか面倒?)、今回は初めてツァーに参加することになった。 

結果これも悪くないかな。 

バスや電車の時間を決め行くことは、 

今回のような山の中はやはり難しいものがある。 

行った先にはバスが待っていてくれて、時間待ちなどの苦労もない。 

使い分けて行けばいいのかもしれない。 

もう一度行きたかったら自分で行くとか。 

ワンポイントで攻めるとか。 

うーむ、またやる気が出て来たぞ。 

(2016/10/25)16冊目

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