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2016年12月 2日 (金)

『日本の一文 30選』 中村 明

久しぶりに手に取った。

これは図書館の新着本リストに入っていたから。

岩波新書である。

読んでいる間、幸せだった。

ただ、いつものミステリよりは数ページ早く

途中で眠りについていたが…

まず、新書の手触りのいい紙質

なつかしく触れてみる。

前よりずっといい感じ。

その手触りだけで幸せになっているようでは

いかん!のでありますが、

感想の半分はそこに有った。

何十年も前、通学する時に本屋さんでよく買っていた。

形だけでなつかしいと思う本。

内容はその後についてきた。

10章に分けられ、全部で30の文章。

その文にとどまることなく、そこから派生した文学者とのつながりや

言葉への思い、思い出を語っていく。

読んでいるときは

すごーい!おもしろーい!ふ~ん!なるほど!

などと感心して読んで行ったのだが、

読み終わったら、

上品な上質な時間を

(私なりに、細切れにして読んでも、)

得ることができた、という、いい気分が残った。

で、それはまた、残念なことに、「いい気分」と言う大ざっぱな話だけで、

細かいことは覚えていないということにもなった。

「まあいいか。」

図書室のカウンターの人にも「今回は珍しいわね。」と言われた。

「いつもミステリや読み物だからね。」

たしかに…

内容紹介 

プロの作家が生みだす、名表現の数々。たったひと言で、意表をつく比喩で、みごとな構成で、読み手を唸らせる。だがひたすら感動するばかりでは勿体ない。それが言語である以上、そこには表現のテクニックがある。著者は日本語の名・水先案内人。誰もが気軽に文章を発表できるようになった今こそ、プロの技を学んでみよう!

(2016/9/22) 61

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