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2016年10月13日 (木)

『書店主フィクリーのものがたり』ガブリエル・ゼヴィン

昨日はいい天気だった。

 

家族に大騒ぎして周知した後、出かけた。

 

もちろん万歩計をつけて。

 

帰って楽しみに見たら、8000歩にもならなかった。

 

こんなに疲れたのに。

あの歩きの師匠である友達は偉い!尊敬!

しかも帰ったら爆食爆飲してしまい、何の効果もない、っていうか逆効果。ふーっ・・・

    *

前に「天国からはじまるものがたり」を読んだ同じ作者の新作。

内容(「BOOK」データベースより)

その書店は島で唯一の、小さな書店―偏屈な店主のフィクリーは、くる日もくる日も、一人で本を売っていた。かつては愛する妻と二人で売っていた。いつまでもそうすると思っていた。しかし、彼女は事故で逝き、いまはただ一人。ある日、所蔵していたエドガー・アラン・ポーの稀覯本が盗まれる。売れば大金になるはずだった財産の本が。もう、なにもない、自分にはなにも。それでもフィクリーは本を売る。そしてその日、書店の中にぽつんと置かれていたのは―いたいけな幼児の女の子だった。彼女の名前はマヤ。自分も一人、この子も一人。フィクリーは彼女を独りで育てる決意をする。マヤを育てる手助けをしようと、島の人たちが店にやってくる。婦人たちは頻繁にマヤの様子を見に訪れるし、あまり本を読まなかった警察署長も本を紹介してくれと気にかけて来てくれる。みなが本を読み、買い、語り合う。本好きになったマヤはすくすくと成長し…人は孤島ではない。本はそれぞれのたいせつな世界。これは本が人と人とをつなげる優しい物語。

ほとんどの文が

動詞の現在形で結ばれている。

しかも短い文を繰り返し、たたみかけるように。

それは決して激しいものではなく、

いくつかの悲しい事件も

その短い文章の階段に乗って

静かに語られていくようだ。

ユーモアの中に。

まずこの文体に気が付いたが、

原書を読んでいるわけでもないので、

と思っていたら

訳者が難儀したと書いてあったから、納得した。

中身は

本好きが集まる書店主がその中でこころを開き、人として成長していくという話。

むしろ淡々と語られていく。

本屋大賞にあげられた作品で、リクエストがやっときた。

その前にと、読んだ「天国から・・・」が思いのほかよかった。

これも読みやすい本でした。

    *

人生は、そのひとりひとりのものがたり。

(2015/10/22) 50

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