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2016年9月 7日 (水)

『アルファベット・ハウス』 ユッシ・エーズラ・オールスン

また台風が・・・

じっとりしてどんよりな天気です。

雨の予報も心配です。

     *

特捜部Qシリーズはお気に入りのミステリのひとつ。

その作者の新しい本が出ないかと

チェックしていたら

見つけた本。

特捜部Qシリーズは2007年からだが、これは1997年彼のデビュー作となる。

読んでみて

そういう感じは持たなかった。

精神科医である父親の影響のもと、

「精神を病んでいるかもしれない人物と第二次世界大戦と言う二つの対象を結び付けたい」という作者の願望が
8年越しで実り、このデビュー作となったという。

訳者あとがきに

「これは戦争小説ではない。」

「人間関係の亀裂についての物語である。」

とあった。

単なる熱い友情ではない、

そこに生まれてしまった「亀裂」ということだ。

ひとつ言わせてもらえれば、

最後がもう一つはっきりしない。

ならばどうしたらよかったのか、こうすればありきたりになるし、

ああすれば救われないし…

でも、もう少し通い合う心が欲しかった。

と思うのは読み手のわがままか。

ポケミス

二段組み600ページ弱

なかなか手ごわかった。

内容紹介 

英国軍パイロットのブライアンとジェイムズはドイツ上空で撃墜された。かろうじて脱出し傷病を負ったSS将校になりすますが、搬送先は精神病患者に人体実験を施す通称「アルファベット・ハウス」だった。そこに軍の財宝を着服した悪徳将校4人組が紛れ込み、虐待が横行する。ブライアンだけが命がけの脱走に成功するが、やむなく残したジェイムズのことが気がかりだった。27年後、ジェイムズを探しに訪独したブライアンは、町の名士として偽名で暮らす悪徳将校らを発見するが……。人気作家が描く友情と愛憎の物語。 

ポケミス1900番記念作品
『特捜部Q』のユッシ・エーズラ・オールスンの傑作! !

早川書房 (2015/10/7) 43

576ページ

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