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2016年9月 2日 (金)

『きみはいい子』 中脇 初枝

天気予報によれば

また曇り空になるというので、

今日は布団カバーシーツなどの大洗濯。

    *

偶然にも

前に読んだ本「坂の途中の家」に続き、似たような題材になった。

これも内容を知っていたわけではなかった。

でもこちらの方が救いはあった。

最後にはそれなりに救いがあった。

「こんにちは さようなら」は特に救われた。

立て続けに

このような話ばかり聞かされると、世の中が不安になるが、

どういうことなのだろうか。

繋がり、絆、幸せ、愛

誰もが願う小さな思い

それはどこにあるのだろう。

どこにでもあるかもしれない、そういう目を持つことが出来れば…きっと。

同じ町を舞台にして、

それぞれ少しずつ違う場面に光を当て、闇を作り、その中を覗く。

それぞれかなり刺激的だが、感動もある。

「こんにちは、さようなら」での「しあわせは、晩ごはんを食べておふろに入ってふとんに入っておかあさんにおやすみを言ってもらうときの気持ちです」と語る障害を持つ小学生。

そうよね、そういうことよね。私も思う。

主人公も「この子は仕合わせの意味をよくわかっている」と。

たしかに。こういうささやかなことなのに…

負のスパイラルとよく言うが

ここにはその視点が多く見られた。本当だろうか。

言ってあげたい、「きみはいい子だよ。」

内容(「BOOK」データベースより) 

夕方五時までは家に帰らせてもらえないこども。娘に手を上げてしまう母親。求めていた、たったひとつのもの―。それぞれの家にそれぞれの事情がある。それでもみんなこの町で、いろんなものを抱えて生きている。心を揺さぶる感動作。

(2012/5/17) 42

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