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2016年5月 9日 (月)

『天国でまた会おう』上下 ピエール・ルメートル

「その女アレックス」のルメートルの作品

「アレックス」と同じ流れのものかと思いきや、違った。

実際はかなり悲しい状況なのだけれど

どことなくおかしみが漂う。

友情

自分を助けたために人生が変わってしまった友。それに対するマイヤールの負い目。

ペリクールと父。その父と子の悲劇的な関係は、最後まで報われない。

ミステリ仕立ての復讐劇ならばもっと痛快に思えるだろう。

そうはならない、だからより深みのあるエンタテイメントになった。

実際に起きた事件ももとになっているらしい。

面白かった。

内容(「BOOK」データベースより)

1918年11月、休戦が近いと噂される西部戦線。上官プラデルの悪事に気づいたアルベールは、戦場に生き埋めにされてしまう!そのとき彼を助けに現われたのは、年下の青年エドゥアールだった。しかし、アルベールを救った代償はあまりに大きかった。何もかも失った若者たちを戦後のパリで待つものとは―?『その女アレックス』の著者が書き上げた、サスペンスあふれる傑作長篇。フランス最高の文学賞ゴンクール賞受賞。

(2015/10/16)22.23

    *

と、もう一冊

「仮面同窓会雫井 脩介

この本は私の読書メモとしての記録のみ、という気分。

雫井作品は好きなのだが、これは・・・

感想は無し、という気分。

最後まで読んだが、

結末が納得いかない。救い無し、後味悪し、

だがそれを作者に期待されている感じでもある。24

内容(「BOOK」データベースより) 

高校の同窓会で、久しぶりに再会した旧友4人。かつて生徒を囚人扱いしていた教師・樫村の変わらぬ姿を見た彼らは、恨みを晴らそうと仕返しを計画。予定通り、暴行して置き去りにするも、翌日なぜか樫村は暴行現場から2km離れた溜め池で溺死体となって発見された。いったいなぜ?そして、4人のうち誰が彼を殺害したのか?それぞれが疑心暗鬼に陥る中、新たな犠牲者を出した殺人事件が、高校時代の衝撃的な秘密を浮き彫りにさせる。過去と決別できない者たちを巧妙に追い詰めていく悪魔の正体とは?

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