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2016年4月22日 (金)

『ナイルパーチの女子会』柚木 麻子

今日だけのいい天気のようです。

    *

読みながら

なんだこれは、と思っていた。

あまり楽しくない。

それが、

一晩寝て、今思うに

30代の女性が、

自ら経験し

一段、大人になっていく話なのかな、と思った。

    *

持っていないからよけい欲しい友達、親友

近くにありそうで、しかし自分は持っていないもの、

その言葉にあこがれるのだ。

しかし

本当の友でなければいなくても同じだし、

実際一人が好きだったりするのだ。

欲しい欲しいと思っても

ムリにはできないものだよ、自然でいいんじゃないかな。

身近にこんな女性がいたら、こういうに違いない。

流れに任せて、あるがまま。

    *

友達、親友、仲間

そして家族

    *

最初、読後感が良くなかった、とだけ書こうと思ったけど

それなりの年代の人には、何かを考えさせる、必要な本かもしれない。

昨晩読み終えた翌朝の今、こんなことを考えた。

要するに

私はその年代ではなかったということだ。

    *

少なくとも

私は、今までも、そういうことを悩んだことはないかなぁ。

ボーっと

しているからなぁ。

いつも周りに引っ張られて、生きている気もする。

   *

いつもそばにいなくても

思いやっている、

会えば昨日も会ったかのように語り合える。

毎日の積み重ねだろうか。

これも「今だから」こそなのであろうか。

    *

小学校の時

尊敬していた先生が

「自分がしてほしくないことを人にするな。」のような言葉を教えてくれた。

つまり「己の欲せざる所は、人に施す勿れ」ですが

こんな難しい言葉だったかな、文末は「ひとになすな。」だった気がする。

これが私の原点、いたく腑に落ちたものである。

この主人公も

ここで身をもって覚えていくのだなぁ。そして前へ生きていくのだ。

 19   *

今はヘニング・マンケル「霜の降りる前に」を読んでいます。

ヴァランダーです。

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