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2016年2月12日 (金)

『死のドレスを花婿に』 ピエール・ルメートル

きのうは休みだったので、

 

母のところに行った。

 

しばし母とおしゃべり。さまざまなこと。

 

母はいろいろなことに興味を持っている。

 

ゼロ金利のことから石油のこと、国会議員の噂話など。

 

母のところで、その日の新聞を読んでいたら、10センチ四方の穴が開いている。

 

どうしたの?と聞くと

 

英語」と答える。

 

新聞の小さな英語のコラムを切り取って、ノートに貼っているという。

 

そのノートは、夏に入院した時に備忘録というか、みんなが書き残した連絡帳。

 

「すぐ忘れちゃうけどね、」

 

「いいのよ、忘れたらまた見れば…

 

マゴッチたちも英語ならっているよ、」

 

「ひ孫が来たら、一言英語で返してあげようか。」「oh!well!」

    *

今回の本は、今、私が気に入ってしまいそうな作家です。

普通

「死のドレスを」なら「花嫁に」となるのが

普通のミステリであるかもしれない。

この本では「花婿に」なのである。

    *

この本は

ベストセラーになった、あの「その女アレックス(マイ・ブログ)」の原点になった作品という。

同じように

組み立てが面白い。

    *

最初はまた

加害者に心を寄せてしまう本か

と思ってしまう。

やがて

立場は逆転

面白かった。

    *

むかし読んだ本を思い出した。すこしニュアンスが似ている。

ジョイ・フィールディング「優しすぎて、怖い」だったかな。

こちらはブログを始める前だった。

(2015/4/10)9

内容(「BOOK」データベースより)

悪夢に苦しめられるのが怖いから、眠らない。何でも忘れてしまうから、行動を逐一メモにとる。それでも眠ってしまうと、死者たちが訪れる。ソフィーの人生は、死と血、涙ばかりだ。でも、ほんの一年前まで、彼女は有能なキャリアウーマンだった。破滅への道は、ちょっとしたことから始った。そしていつしか、ソフィーのまわりに死体が転がりはじめたのだった。でも彼女には、天性の知能と強い生命力が備わっていたのだ。ある偽装によって自ら道を切り開いていくや、ついには、自分を取り巻く恐るべき真実に突き当たっていくのであった…歪んだ行為への、正しい対応が生むカタルシス、ヒッチコックも驚くであろう斬新な四部構成で読む、脅威のサイコサスペンス。
 

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