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2016年2月10日 (水)

映画『大鹿村騒動記』

きのうBSで観た映画。

公開された時に

仲間うちでも話題になり、

私も興味があって見に行きたかったのだが、

行けなかった映画である。

2011年7月16日公開

    *

面白かった。

言葉の面白さ、掛け合いの面白さ、間合いの面白さなど

隙間なく散りばめられていて

ちょっとの油断もよそ見も許されないほどだった。

二人で、くすくすあはあは笑って観た。

遠くに雪の南アルプスがそびえて見える

そのずーっと下の山あいの村

気持ちのいい場所だ。

ロケーションと言い、

登場人物と言い

まるですっかりそこに溶け込んでいるかのような感じであった。

みんなうまいなぁ、当たり前のことを思う。

あの食堂も実際にあるんだ。

    *

エンドロールを見ていたら

なんでこれが我々の仲間で

話題になったのか、がわかった。

そこに高校の同級生である名前を見つけたのだ。

   *

300年以上続く大鹿歌舞伎の伝統を守り続けている。

その大鹿村。

それも素晴らしい。

原田芳雄さんが実際に行き、歌舞伎の話を聞いて(観たのかな)、映画を提案したらしい。

ということで、この大鹿歌舞伎を題材に、笑いあり涙ありの物語が展開していく。

登場する俳優さんたちのそれぞれの存在感がすごい、重い。

また、村民約300人がエキストラ出演したという。

その最後の見せ場である歌舞伎の場面も壮観であった。

いい映画を見せていただいた。

映画館で見られなかったのは、残念だったが。

    *

公開3日後の2011年7月19日に主演の原田芳雄さんが死去し、この作品は彼の遺作となった。

    *

そのことからの私の思い出と言えば、

さらに20年近く前、高校の友達とみんなで新宿に映画を見に行った。

〇〇さんが映画を作ったので、行こう、とか言われて。応援のつもりだった。

終わってから、製作者である彼に連れられて大勢で新宿の小さなバーに行った。

そのカウンターの奥まったところに、原田さんとかが座っていて、われわれ、というか映画人の知り合いである、同級生を迎えてくれた。

暗い中でも光って見えた。

   *

もう一つ思い出したのは

同じ仲間に尾瀬沼に誘われて行った時に見た檜枝岐歌舞伎。

村内を案内していただいた。面白かった。270年以上の歴史があるという。

歌舞伎の舞台。広々してはいなくて、すり鉢状に石で階段というか、があった。

   *

高校、同級生、というキーワードから、私の思い出は

次々と外に引きづり出されてくる。ずるずる・・・

離れそうになる私を高校の同級生たちとつなげてくれる、いろいろな手に感謝しなければならない、と思う。

で、気が付けば、実際の今の私は何もせず、パソコンの前で、手についていないのでアール。いかんいかん。

   *

ということで、では、ごめん!

 しゃーっ!(風のごとく動き出した音…実際は、どどっどたっドテン)

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

私も映画観ました。
よかったですね。
原田芳雄さんというキーワードで過去に遡って○○年前地元の病院で長女出産と時を同じくして別室で長男を出産された原田芳雄さんの奥様。
彼女とは父親の会社のご縁と高校が同じご縁で親しく、新生児に会いに来られていた原田さんを紹介してもらったことがあります。
古い懐かしい思い出。

投稿: VIN | 2016年2月11日 (木) 11時06分

こんにちは VINさん
お元気ですか。
コメントありがとうございます。

キーワードで思い出せること
面白いですね。

お互い人生もここまで来ると(我が93の母には及ばないけど・・・)
御縁もまた大切に思いますよね。
これからもよろしく。

投稿: いち | 2016年2月12日 (金) 09時56分

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