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2016年1月19日 (火)

『天空の蜂』 東野 圭吾

去年9月

映画が上映され、また注目を浴びた。

それで、本を読みたいという人がいて、予約していた。

で、ついでに私も…読んだ。

    *

「映像化絶対不可能といわれた禁断の原作が、ついに映画化!邦画史上、最大の話題作の誕生!!原作・東野圭吾、江口洋介×本木雅弘×堤幸彦監督『天空の蜂』2015年9月12日(土)全国ロードショー!」

    *

この本が1995年のものだと知り、

その後の日本が経験する事実を思う。

さすが、作家は目の付け所がすごい。

前の「パズル・パレス」の内容も先を予想したものだった。

作者も「これまでの作品で一番思い入れが強い」と書いているらしい。

その後も多くの作品を書いているけれど…

内容(「BOOK」データベースより)

奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき…。驚愕のクライシス、圧倒的な緊迫感で魅了する傑作サスペンス。

内容は切ない。

犯人となる人も理由を持っていて、いたたまれない。

その気持ちが分かるだけに、

ついそこにも心を寄せてしまう。

だから罪を犯していいのか、

何が正しく何が悪なのか。

何が世の中にとってありうべきことなのか。

自分はその世界に自由に暮らしているのに、・・・

人間のわがままを思う。

     *

どちらの側にも寄りきれない、

バランスの上に多くの人が立っている。

「個人の主張というのは実は立っている地面(環境)によって
変わるものでしかない。」

    *

映画作成に当たり、チームで原発に向き合い、何年も調べ、研究し基本から学んだ、と言う。

映画は2時間17分45秒

いろいろな意見があるが、いろいろなことを考えさせてくれる。

面白かったが、

果たして映画はどうだったのだろう。

本は読まなくても・・・ならば、映画で・・・

そんな期待をする。

(1998/11/13) 4

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