« 硫黄の香り | トップページ | 8月9月は・・・いろいろ大変 »

2015年9月15日 (火)

『悪魔の羽根』 ミネット・ウォルターズ

洋裁の材料を注文したユザワ〇の倉庫が栃木で(たまたま選んだのがそこだった。)、

被害甚大で当分送れそうもないとメールが来た。

せっかくの私の「やる気」もここまでか。

しかし、早く送ってくれたら、シルバーウィーク明けには取りかかることができるかも。

すべては、あなた(ユザワ〇さん)にかかっている(?)人頼みの私。

    *

さて、ミネット・ウォルターズの、この本はリクエストしていた本です。

彼女の作品は何作か読んでいるが、

私の印象としては、ミステリとして、トリックや謎解きとかだけでなく、
登場人物の心情や交流、また、その暮らし、風景などの周囲の状況を書き込んでいくことにも重きを置く作家であると言えるのではないかと思う。

それゆえ、イギリスの田舎町に私も住んでいるような気もする。

だから、ミステリとして読んでいくには、最初の項から、

読者をどこに引き込んでいくのか、なかなかわからない。

初めは西アフリカ、シエラレオネからバクダッド

そしてイギリスの郊外へ。

話はどうなっていくのか。

誘拐された理由を語らない主人公、その秘密は何か、それを語るミステリーかと思いきや、その理由も驚かない。

その犯人とは最終的に戦うのだ。

犯人が怖くてパニックになっていた主人公がその村に隠れ住み、

別のこの村での事件にかかわっていく。

自分の誘拐監禁事件の真実もはっきりしないまま。

最終的には

犯人と闘い、犯人は逃げる。

重要なポイントで作者は真実をはっきり語らず、

ただほのめかす。

最終的には、こういうことだったのだ、と本から離れたときに

理解できるようだ。

そういう意味で、

凝りすぎというか、なんというか薄め過ぎ?

今や≪新ミステリの女王≫と呼ばれているという。(誰に?かな。)

内容(「BOOK」データベースより)

2002年、シエラレオネで5人の女性が殺害された。元少年兵3人が起訴されるが、記者コニーはイギリス人のマッケンジーを疑っていた。2年後、バグダッドで彼に遭遇したコニーは拉致監禁されてしまう。解放時、彼女はほぼ無傷なうえ曖昧な証言ばかりで監禁中の出来事を警察に話さない。何を隠しているのか?圧巻の心理描写と謎解きの妙味を堪能できる、著者渾身のサスペンス。
東京創元社 (2015/5/29) 48
369ページ

|

« 硫黄の香り | トップページ | 8月9月は・・・いろいろ大変 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 硫黄の香り | トップページ | 8月9月は・・・いろいろ大変 »