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2015年9月28日 (月)

『エンジェルメイカー』 ニック・ハーカウェイ

風邪かな、花粉かな、 

そんな私。そんな季節。

    *

これは、最近、読んだ本の中で

かなり手こずった本だった。

おとなになってから、本を途中でやめたことはない。

時間の無駄と思うものでも、飛ばしとばしでも読んできた。

    *

これは、なにかで評判を聞いてリクエストしたのだが、

最初から滞りがちだ。

いったいどんな空気の、景色の本なのだろう、

途中で、もう投げ出そうとするために、

ガバと起きて、パソコンに向かい、感想などを探しても見た。

「3分の1まで読み進めばあとはどんどん。」

という話も有ったので、

また決心して読み進めた。

しかし

しかし

私には少々理解しがたい、読みにくい話となった。

    *

総ページ数728ページ。

ハヤカワ・ミステリ(ポケミス)。

2段組み700ページはきつい。

持ちにくい。読みにくいものだから、いろいろ言ってみる。

「なにしろこの作品、通常の3冊分くらいの内容が詰め込まれている。スパイ小説で教養小説で悪漢小説で家族小説で歴史改変小説で、おまけに主人公以上にかっこいいヒロインが活躍する冒険小説でもあるのだ。」と、どこかに書いてあった。

なるほど、

部分部分で、いろいろな要素が出て来る。

特にヒロインは粋が良くていい。

これは

ミステリであるが、同時にSF小説でもあるなと、つくづく思った。

最初からそういう意識で始めたらよかった。

それも奇想天外で映像的にも面白げである。

映画にしたらどうなるのだろう。

単なるミステリだと思って取り組んだ私が間違いだった。

その世界に大きさにたじろいだのだった。

(2015/6/4) 50

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