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2015年6月14日 (日)

『ぼくらの近代建築デラックス』万城目 学 ・ 門井 慶喜

読んでいて、楽しい本だった。

ふたりの作家が、お互いに推薦し合って、訪れる建築物。

それを巡って、軽妙なやりとりがある。

知らない薀蓄満載で興味深く、面白かった。

「プリンセストヨトミ」のころから、気になっていた

大阪の建築物

そこからのこの本である。

    *

横浜東京は良く知っているところだったので、身近に感じられ、

神戸も大阪も少しは知っていて

これもまた

楽しい。

    *

大阪中央公会堂

中之島には代表的な近代建築が並んでいるという。

その中のひとつ

これは、たった一人の市民の寄付により建てられた。

株の仲買商・岩本さん

しかも最後は相場で負けて、自分は落成を見ずに自殺したという。

娘は4歳だったらしい。

落成式は複雑な思いだったろう。

寄付した100万円が手元にあったら、死ななくてすんだかもしれない、落成式典に列席のお偉方は岩本栄之助を見殺しにした、ということになるとあった。

非常に贅沢なホールのようだ。

なにかなぜかその事情がいろいろ思わせる。物語のようだ。

・綿業会館

・御影公会堂

・ドッグヤードガーデン

(2012/11) 34

内容(「BOOK」データベースより)

マキメのトボケvsカドイの薀蓄。仕事場にしたい名建築、“長すぎる”あの話題の新名所とは?人気作家二人が5大都市(大阪・京都・神戸・横浜・東京)の名建築を巡り、その魅力を語りつくした傑作ルポ対談集。

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