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2015年4月 4日 (土)

さくらは散りつつ、『噂の女』奥田英朗

季節は

すっかり春と思えば

寒いようでもあり、油断はならない。

花粉なのか、

風邪なのか・・・

    *

Photo外に出ると

地上にも一面に桜の花びら

目をあげると

桜の木もまだ花びらを身に纏っている。

Photo_2こうしてみると

桜の木はずいぶんと厚着だったのだな、と思う。

    *

今回の本は「噂の女」奥田英朗

読後感は,なるほどね。という感じ。

感動には至らない。(ごめん)

それが、彼の醍醐味でもある。

小さな日常を積み重ね、表面的な反応を描写し、

それがいつの間にか変化している。

それが彼の作品の読みやすさでもあるが、

読後感のちょっとの物足りなさにもなる。

    *

中心になる人を真ん中に据え、周りにかかわる人物をパテで

加えて行く感じ。

主になる彼女がどう考えているのかの経緯も

詳しくは書かれず

章と章の間をつなぎ合わせて考えるのは読み手かもしれない。

そう言う意味で、

想像力が必要なのは読者、だから、読みやすいけれど・・・

内容紹介

美幸って、知っとる? この町のどこか夜ごと語られるは彼女にまつわる黒い噂──。町で評判のちょっと艶っぽいイイ女。雀荘のバイトでオヤジをコロがし、年の差婚をしたかと思えば、料理教室で姐御肌。ダンナの保険金を手に入れたら、あっという間に高級クラブの売れっ子ママに。キナ臭い話は数知れず、泣いた男も星の数――。美幸って、いったい何者? 愛と悲哀と欲望渦巻く人々を描く、奥田節爆裂の長編小説。

(2012/11) 23

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