« 藤沢七福神…③ | トップページ | 函館から…チーズオムレット »

2015年1月29日 (木)

『チーム』 堂場 駿一

ちょうど、日曜日

遊行寺あたりに行ってきたころ

私はこの本を読んでいた。

      *

箱根駅伝で良く聞く、「遊行寺の坂」は、切り通しのようで狭い感じがした。

お正月のざわめきはそこにはなかった。

坂を上った右側に、崖に張り付くように諏訪神社。

その通りを渡った向かい側に遊行寺が、こちらは大きく敷地がある。

富士山がよく見えた。

車では通ったことがあったけれど、歩くのは初めてだ。

    *

正月の本番でシード権を得られなかった大学は10月予選会に出る。

それもテレビでも中継される。

そこで出場が決定した大学を除いて、予選会でのタイムの良いもの、各大学最高2名、という寄せ集めのチームが学連選抜

それが目標をひとつに、一体化したときの強さを感じさせる感動ドキュメント風

こういう視点の作品もいいと思う。しかもこういうことが実際に起こったのだ。

箱根駅伝を走っているという臨場感を感じさせる。

走りながらの心情は自分のことのようでもある。

(2008,10,25)8

     *

実際に学連選抜は2008年に4位になっている。その時の学連選抜の監督が今年優勝した青学の監督の原晋さん。作者がお世話になった方として末尾に名前をあげている。

この本の出版が2008年10月なので、事実との関係を知りたいと思い、調べてみた。

堂場さんは、今年の見事な青学優勝の箱根を感慨深く見てから、

「チームⅡ」を書きだし、既に脱稿したとあったから、遅筆ではあるまい。(1月4日から12日間とあった。)

すると、学連選抜のエピソードを見て、原さんに話を聞いて、「チーム」という作品を書き上げた、という手順と考えていいのだろう。

だからどうした、という話ではあるが…

作者のインタビューがあればいいのだけれど、

ネットでこんな記事を見つけた。

    *

面白かった。

しをんさんの本「風が強く吹いている」と重なるようで、裏返しのようでもある。

「チーム」「ヒート」「キング」で「長距離三部作」であり、「チームⅡ」はこれらを統合した形になると言う。また良く走ったので、しばらく「走る」系の話はいいかとも書いておられた。なるほど。

内容(「BOOK」データベースより)

箱根駅伝出場を逃がした大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば“敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方は―選手たちの葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔。

|

« 藤沢七福神…③ | トップページ | 函館から…チーズオムレット »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 藤沢七福神…③ | トップページ | 函館から…チーズオムレット »