« 『11/22/63 』上下 スティーヴン キング | トップページ | 『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子 »

2014年12月 3日 (水)

『去年の冬、きみと別れ』 中村文則

8_2昨日の風で

葉がたくさん落ちた。

ぐるっとまあるく木の下に輪ができて。

これからどんどん下の量が増えていく。

そうして、季節は進んでいく。

    *

今回の本は・・・

読後感はうーん。初めての中村作品。

独特の文体。

作者のインタビューを読んだ。

「純然たるミステリー」という。

目指したものは
「自分の文体で、読み始めてすぐ惹きこまれる物語を、一気読みできる分量で書く」ということらしい。

そのために、考えに考えたものとなっている。

「隅々にまで意識を行き渡らせるその姿勢」はよく分かる。

しかし、なかなか私には難しかった。

「既視感のある作品を書いても読者に驚いてもらえない」

ということで

練りに練った構成、文体となっているようだ。

話題になっているということは

作者の狙い通り。

嵌まる人はピタッと嵌まる。

私には残念ながら・・・であった。

後半の怒涛の解説部分(?)は特に。71

内容(「BOOK」データベースより)

ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は、二人の女性を殺した容疑で逮捕され、死刑判決を受けていた。調べを進めるほど、事件の異様さにのみ込まれていく「僕」。そもそも、彼はなぜ事件を起こしたのか?それは本当に殺人だったのか?何かを隠し続ける被告、男の人生を破滅に導いてしまう被告の姉、大切な誰かを失くした人たちが群がる人形師。それぞれの狂気が暴走し、真相は迷宮入りするかに思われた。だが―。日本と世界を震撼させた著者が紡ぐ、戦慄のミステリー!

|

« 『11/22/63 』上下 スティーヴン キング | トップページ | 『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『11/22/63 』上下 スティーヴン キング | トップページ | 『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子 »