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2014年12月17日 (水)

『ミッドナイト・バス』 伊吹有喜

25大雪のニュースで大変だが、

この辺りは、青空、しかし風が強い。

ベランダから見える遠くの山には少し雪がみえる。降ったのだな。

そしてそのあたりには雲が湧き上がっている。

ずっと遠くの冬の嵐を思う。

    *

さて、この作家の本は、「49日のレシピ」を読んだことがある。

言い回しも優しく、言ってみればおとなしい。

それが「穏やかな筆致」ということであるが。

人々が

思うことをはっきりとは言わず、激しい感情の揺れも抑えられている。

そんな中で家族がつながろうとしていく。

姑との仲がこじれて出て行った妻。

それを気づかず置いて行かれたかのような夫、主人公。

それなのに今でも時々思い出している。

母はいつも泣いていた、という子供たち。

姑との同居という経験が無いので

言えないが

今頃?なぜ?のように思う。

原因理由が流れが、はっきりしない。いや、してはいるのだが・・・

みんな前を向いて生きてほしいと思った。

    *

娘のアイドルもどきの話は良くわからなかった。

家族がいい人ということは分かるけれど、その真実が伝わるのが弱い気がする。

別れた妻との何年後かの関係も・・・なんだ?

優しいのだね。

    *

広島へ青森へ鳥取へ奈良へ松本へ

夜行バスの旅をしたことは何度もある。

そう言う旅を思い出した。

2014/1/24

445ページ 74

内容(「BOOK」データベースより)

東京での仕事に挫折し、故郷で深夜バスの運転手として働く利一。あるとき乗車してきたのは、十六年前に別れた妻だった。おだやかな筆致で描かれる、家族の再生。そして再出発。

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