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2014年10月 9日 (木)

皆既月食と『破門』黒川 博行

母のところに行ったら

月食のことを教えてくれた。

最近すぐ忘れるから、メモしておいた。と。待っていたようにメモを取り出す。

こういう好奇心があるのがいいと思う。

8日夕方6時過ぎから部分食が始まり、皆既月食は19時24分から54分までという。

晴れるといいな。と思ったが、この辺りはあいにくだった。何回も出たり入ったり。

京都の夫に言ったら、「見えるけど・・・」とつまらなそうだった。そういうものなのだ、と私。日食のようなものを思っていたようだ。

     *

この本は、疫病神シリーズの第5弾という。

いわゆる裏社会の話。

そこにうろうろする二宮はかたぎではあるが、つながりを断ることもできない。

スピーディな展開と面白いキャラクターで会話もコミカルに描かれている。

どこかで見た映画のようでもあった。

途中からは素直にその世界に入って読めた。

しかし、読み終わると、私には感想があまりなかった。

投げ出すことはなく、最後まできっちり読んだけれど…

とりあえず直木賞ということで,挑戦しては見た、ということだ。

私にとって苦手な、その世界でなければ、また感想も違っていたかもしれない。それだけの違い。

内容(「BOOK」データベースより)

  映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪した詐欺師を追い、邪魔なゴロツキふたりを病院送りにした桑原だったが、なんと相手は本家筋の構成員だった。組同士の込みあいに発展した修羅場で、ついに桑原も進退窮まり、生き残りを賭けた大勝負に出るが―!?疫病神コンビVS詐欺師VS本家筋。予想を裏切る展開の連続で悪党たちがシノギを削る大人気ハードボイルド・シリーズの最高到達点!!
469ページ
(2014/2/1) 60
151回直木賞受賞作品
東野圭吾さんの評にも「事件は単純だが、取り巻く人間たちの関係が複雑で、通常の人間社会の常識が通用しない異世界を見事に描いている。会話の練り方も半端ではない。」「作者にしか描けない独自の世界で、それを貫くことで勝ち取った受賞だと思う。」とあるようだが、今回はダントツだったらしい。

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コメント

皆既月食しっかり見えましたね(^^)
私もベランダに出たり入ったり。
短歌をし初めて季節ごとのイベントを詠まねばという圧迫感(だれに宿題を出されているわけでもないのに)におしつぶされそうであります(ーー;)
お母様、きちんとした人生を送っていらしてすばらしい!
いい加減な私は見習わなければならないことがいっぱいです。
黒川氏はデビューしてしばらく夢中で読んだ時期があります。
裏社会の面々と刑事の大阪弁のかけあいが何とも軽妙でツボに嵌っていましたが最近はとんとご無沙汰。
遅すぎる直木賞という感じですね。
余談ですがマージャンが好きでねぇ。

投稿: VIN | 2014年10月11日 (土) 08時56分

こんにちは 
VINさん コメントありがとうございます。
黒川さんのお名前は知っていましたが、読んだのははじめてでした。
直木賞という旗に押された私です。
確かに「今更!」という感じでしょうか。
掛け合いは健在でありました。

>マージャンが好きでねぇ。
え、VINさんが?なーんてね。
昔はうちも家族でやっていました。
私は,恐れを知らぬ大大美しい形の役が好きでした。

投稿: いち | 2014年10月12日 (日) 11時44分

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