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2014年10月15日 (水)

『遮断地区』 ミネット・ウォルターズ

肌寒い雨模様でございます。

整形外科に行ってきました。ちょうど3週間目です。

長い長い三週間です。

     *

昔から海外ミステリが好きでした。

現代英国を代表する女流ミステリー作家のミネット・ウォルターズ。

これは2001年に発表した社会派ミステリーといえる作品です。

今までで印象的なのは蛇の形 」あたりだろうか。

と、振り返って読んでみる、自分のブログ、相変わらず饒舌で、考えてるんだかどうなのか。)

私がミステリの掲示板に刺激され、読みふけっていたころでしょうか。

あのころ、あの仲間が懐かしいです。お元気でしょうか。

     *

この本は時間場所が短く切り替わり、まるでドキュメンタリーのようでもあります。

イギリスの社会現象をとらえている。

台本のようなカット割りがめずらしい。

しかし、具体的な記述は・・・ここまで、というような、きついものもある。

貧しいひとたちのアパートについての記述も小説にはよく見かける。

いろいろな人の悪がうずまいている、でもその中に明るさや人々の信頼も芽生え、ラストには少し幸せな気分にもなる。

人間馬鹿にしたもんじゃないさ。

526ページ

(2013/2/27) 61

内容(「BOOK」データベースより)

バシンデール団地に越してきた老人と息子は、小児性愛者だと疑われていた。ふたりを排除しようとする抗議デモは、彼らが以前住んでいた街で十歳の少女が失踪したのをきっかけに、暴動へ発展する。団地は封鎖され、石と火焔瓶で武装した二千人の群衆が襲いかかる。医師のソフィーは、暴徒に襲撃された親子に監禁されて…。現代英国ミステリの女王が放つ、新境地にして最高傑作。

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