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2014年9月27日 (土)

『想像ラジオ』 いとうせいこう

いとうせいこうさんの作品ははじめて。

ずっと昔夕方のテレビで見かけたことを思い出す。

ボブ・マーリーとかもなつかしい。

    * 

2013年、噂になっていたもの。

しかし、本を読むにも手が不自由だと難しい。

普通の二倍をかけて、読みかけの残りを読んだ。

    *

「海沿いの町で、なぜか高い杉の木のてっぺんに引っかかっているというDJアークがパーソナリティをつとめる番組「想像ラジオ」。彼は「想像」という電波を使って、「あなたの想像力の中」だけで聞こえるラジオ放送を続けている。リスナーから次々に届くメールを読み上げ、饒舌におしゃべりを続けるアークだったが、どうして自分がひとりで木の上にいるのか、なぜリスナーからメールが届くのか状況はつかめないまま。彼にはどうしても聞きたい、ひとつの〈声〉があったーー。」

第11回 本屋大賞 第8位
紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2014」1位
第10回 ダ・ヴィンチ編集部が選ぶ プラチナ本 OF THE YEAR 2013
iBooks Best of 2013 今年のベストブック
第2回 静岡書店大賞 小説部門大賞受賞作
第35回 野間文芸新人賞受賞作
第149回 芥川賞候補作
第26回 三島由紀夫賞候補作

「耳を澄ませば、彼らの声が聞こえるはず――。「文藝」掲載時より口コミで話題を呼び、かつてない大反響に。著者16年の沈黙を破る、生者と死者の新たな関係を描き出した心に深く響く物語。」ということだ。

     *

「亡くなった人の声に時間をかけて耳を傾けて悲しんで悼んで、同時に少しずつ前に歩くんじゃないのか。死者と共に」

読み進めて分かる内容

二つに分かれてしまった、別れざるを得なかった

心残りのある人々

どうにかして繋ぎあいたい。

別れたくない。

生死が分けようとも。

思うだけで、とてもかなしい。実際に読むと、想像力でさらに。

自分のことでなくても・・・

心を込めて・・・悼みます。

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