« 『花の鎖』 湊 かなえ | トップページ | 母が救急車で… »

2013年10月16日 (水)

『踊る骸』 カミラ・レックバリ

10年に一度の台風だという。
テレビでなぜ台風やサイクロンが多いかの解説をしていた。

要するに海水温が高いらしい。
地球が温まっているのだ。

ローソクなど用意して、息子には携帯を充電しておけばとりあえずの明かりにはなると言われ、充電した。

しかし朝起きたら、空は青空も見える。
だが、風は強い。

その風も今はやみ、
代わりに仙台あたりが強風になっているようだ。

幸い上陸はしなかったようだが、被害も出ている。
これから先も、あまり悪さしないで去ってほしい、です。

朝の出張中の夫からの電話で、
「被害はなかったかね。」
「そうねえ、プランターが3個ばかり飛んだ、かな。」
「そんなことあるわけない。」

「物干しざおが下に落ちてる。」
「へー、そんなことあるんだね。」(今度は信じた?)
「大変だったよ。背伸びして・・・」
「なんだぁ・・・下ろしたのか。」

すべて冗談で、やっと目が覚めた。

*      *

今回は、カミラ・レックバリ最新作。「踊る骸」(「むくろ」)

文庫本720ページと長い。

上下2冊でもいいようだ。

「女性の生き方、仕事、子育て、親子関係(義理も含む)、そして最終的には母の愛を与えられなかった理由、子供を持つということ、女性同士の結婚、人種・人間の差別問題、サイドストーリーも多く、周りを彩っている。これらがうまく治まるところにとどまって、収まっていく。

戦争の時代からの長く秘密にされたこと。
歴史ミステリーともいえる。

盛り込みすぎのように思えるが
登場人物を深く書き込むにはこれぐらい必要なのだろう。
一つ一つ味わっていこう。ミステリだけでないものを。
メルバリはじめ、味わい、知っていくと、どれもなじみができて、面白く、トータルでも面白かった。

内容(「BOOK」データベースより)

今は亡き母は、なぜ最期まで私達姉妹に冷たかったのだろう?屋根裏で母が戦時に書いた日記と古い勲章を見つけたことで、再び謎と向き合うことになったエリカ。だが、勲章の鑑定を頼んだ歴史家は直後に撲殺され、ヒントを探すため読み始めた母の、別人のように感情豊かな日記は戦中のある日唐突に終わっていた。スウェーデン発シリーズ第5弾、二つの時代が交錯する味わい深い名作ミステリ。 
2013/4/19  61
中でも面白かったのは、幼児に食事をさせるときの話。(筋とはあまり関係ないが。)
どこの国も同じなのだなあ。と言う感じで。
我が家でもその方法を、子供にも、そして孫にもやって、成功させている人がいるのだ。

「幼児食の山を半分に減らしてから、スプーンを高く上げた。 

「ブルン、ブルン、ブルン、飛行機だぞ……」スプーンを飛行機のようにグルンと動かして、マヤの全集中力を向けさせた。「ブルン、ブルン、飛行機がお口の中にま~っすぐ……」マヤの口が合図に従って開き、スパゲティー・ミートソースを搭載した飛行機が着陸しに、中へ向かって行った。 

「…、今度は汽車だぞ…」トンネルへと消えて行った。 

レーシングカーが三杯目の幼児食を載せて口の中へ入って行くのを見て、…。」

|

« 『花の鎖』 湊 かなえ | トップページ | 母が救急車で… »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『花の鎖』 湊 かなえ | トップページ | 母が救急車で… »