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2013年10月28日 (月)

『あるキング』 伊坂幸太郎

次の連休にみんなで出かけようとして、用意・計画にじたばたしています。

90歳から3歳までの集団は結構大変なのです。
今回からは、全部同じではない行程を考えましたが、いろいろやっぱり大変です。近いなりに、連休中ですから。

でも母も持病以外は持病が増えなかったということで、久しぶりの温泉に、昨日行ったときも、少し嬉しそうで、張り切っていました。

そうして、前向きに考える母を見ると私も嬉しいです。

この本は、先日
図書館にリクエスト本を取りに行ったら、
まだ来ていなくて、借りてきた本。

     *    *

おりしも日本シリーズが始まるころ

センダイとトウキョウの野球チームが出てくる

いつもの伊坂さんの土地、センダイ

いろいろ想像して読んでいったが、

そんな野球小説でもなかった。

渇いた文章で、淡々と進んでいく。

内容(「BOOK」データベースより)

この作品は、いままでの伊坂幸太郎作品とは違います。意外性や、ハッとする展開はありません。あるのは、天才野球選手の不思議なお話。喜劇なのか悲劇なのか、寓話なのか伝記なのか。キーワードはシェイクスピアの名作「マクベス」に登場する三人の魔女、そして劇中の有名な台詞。「きれいはきたない」の原語は「Fair is foul.」。フェアとファウル。野球用語が含まれているのも、偶然なのか必然なのか。バットを持った孤独な王様が、みんなのために本塁打を打つ、そういう物語。
2009.8.31  64

活躍する英雄を求める凡人の心には
少し物足りない。

弱小チームにいる一人の天才が
どんどん上に登りつめていく。そんな話ではなかった。

そんな話は、むしろ現実にあるのかな。

すごい天才は
多くの人に認められ、あこがれられるが
少しの人には、
妬まれ、恨まれる。

そういう悲劇を描く。

人より並外れた実力の持ち主は
平凡な人生は送れないのか。

あとがきに「自分が読みたい物語を自由に書きたい」と思って書いた、とあった。それを単行本にする時に書き直したら、本筋は同じながら、まるで違う様子で、いつもの自分の小説とも雰囲気の異なるものになった。」と書いてあった。すこし、その通り、と考えた。

少し
退廃的?あきらめ、突き放したような風情の不思議な物語。
あまり痛快とかの気分にはならない。

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