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2013年9月 1日 (日)

防災の日と、『七つの会議』池井戸潤

こちらは穏やかな青空ですが、
西日本は大雨のようで、心配です。

起きてすぐ、新聞を買いに行った夫が、「250円しか、手持ちがなかった」と言って
高級ジャムパン」をひとつ差し出した。朝食べるものがない私のためだと言って。

何を食べるか考え中だった私はありがたくそれをいただく。どれ、コーヒーを久しぶりにホットで・・・
おいしいね。小さな幸せな朝。

なんて書いていたら、外で「訓練!ただいま大きな地震が・・・」との放送が流れています。
そうだ、今日は「
防災の日、関東大震災記念日」だった。

昨日母がその話をしていて、
私はその時どこにいたのだろう。という。

生まれた年なのだ。その年の3月10日。90歳、あれから90年。

「九州にいたのだった、」と母。
母にしか、いや、母だって知らない、母の6か月の時の話。

小学校の時、親が生まれたときにどんなことがあったか聞いてくるという宿題が出て、
関東大震災があった、と聞かされたが、その時、母が6か月で、何もわからなかったことは、思いもつかなかった。

       *    *    *

もう少しでリクエストしたこの本が来るという頃、
NHKで放送があった。「七つの会議」

時間が合わなくて、最終回しか見られず、主人公を「見る」だけだった.。
オワリだけでは意味が分からず(自称最終回マニアの名がすたる!)
つまり主役である東山さんが、あまりかっこいい役にも見えなかったし…

ネットで見ると、「小説と異なり、パワハラの不祥事で更迭されたエリート営業課長の後任に任命された原島万二を主人公に、会社組織の闇を描く。」とあった。

原作とは、異なっていたということなのだ。
本を読み終えてから、テレビのラストの場面を確認してしまった。

「七つの会議」と言う題名から
最初はピントが絞れず、あっちこっちの会議の模様とその中の人物像から始まる。

やはり「半沢直樹」のような中心人物一本に任せるのが安心なのかもしれない。
安易ではあるけれども。

書かれている内容は、会社の人間関係、正義と利益、プロパーと出向者など。

最終的にドーナツ屋さんの輪の中に納まるような予感で読んで行ったが、
そこまではなかった。

が、結局
無人のドーナツ売り場できちんと、当たり前に
お金を払うかどうかの人間的感覚が
すべてに通じるものだということだろう。そう思いたい。

面白かったが
各登場人物の後ろに抱えているものが切なく、同情もする、

はめられた感もある。

最も悪な人がどうなるのかは、不明だ。

題名は、あちこちで開かれる会議、家族会議も、御前会議から。いろいろ。
先へ進めるには話し合いは必要。

「はたらく」と言うことの意味、「生きる」と言うことの意味。
いろいろ考えた。

内容(「BOOK」データベースより) 

トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか?パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。筋書きのない会議がいま、始まる―。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル
2012/11/2  53

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