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2013年8月28日 (水)

『春になったら苺を摘みに』梨木果歩

 今日涼しい朝です。
珍しく1時間早く目覚めました。
いつもの時間までだらだらとしているはずなので、同じですが…
気が付けば、蝉も近くで鳴いていません。かすかに遠くで・・

と思ったら、近くで激しく鳴きだした。私が早起きだったのだ。
(蝉と競争してどうする!)

 

この本も前に読んだ三浦しをんさんの本の紹介にあった本。

「静謐で強く、美しい。エッセイべスト5」とあった。

内容(「MARC」データベースより)

「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方だった。「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人と、さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、時代に左右されない生き方に触れて、「私」は日常を深く生き抜くということを、さらに自分に問い続ける―物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。

海外を、旅行ではなく、暮らすために過ごす、、それは時の流れの長さの違いだけではないかもしれない。
人との付き合い、様々な人種、風習の違いを超えて暮らす中で
自分は日本人であるということを、根っこに持って
生きる。
そこに「理解はできないが受け入れる」と言うこともある。
素敵なクリスマスパーティ
電車の中での扱われ方
飛行場での感触
それぞれの国の事情
それはいつも強く思っていることでもないが、
いつもどこかで感じていることでもある。

それは
いろいろな国の人と付き合う中での
「思い」であり、「違い」である。

ニューヨークで紀伊國屋書店を見つけて
ひとりだけ感動しているのは、やはり日本人だから。

いい仲間に囲まれているが、
どこかでそれを感じている、と言うことを感じた。

ほのぼの、優しい人に囲まれている中での、楽しさだけだったのが
後半の「それぞれの戦争」「夜行列車」「クリスマス」「トロントのリス」と続く中で
違う人々とのつながりを、理解し合いたいという気持ちが際立ってきた。

親愛なるK・・
…いつものようにドライブにも行きましょう。春になったら、苺を摘みに。それから水仙やブルーベリーが咲き乱れる、あの川べりに。…私たちはそういうことを毎年続けてきたのです。毎年続けて行くのです…。」

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