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2013年5月31日 (金)

「しゃべれどもしゃべれども」

 以前に見たいと思っていた映画だ。2007年5月初公開のものを、先日BSで見た。

ずっと以前に読んだ本(そのブログ

ちょうど映画化されたあたりに読んだことになる。

「ゆず」の主題歌が気持ち良い。

国分君演じる芽が出ない落語家も

明るく前を向き努力する。

結論から言うと、みんなよく頑張っているなあという感じ。

八千草薫さんもすてき。伊東四郎さんも、さすがである。

子役の男の子もとても頑張って、いる。

本を読んでいるときにも既に映画の話は知っていた。

だから、主人公に彼を重ねて読んではいたが、

映画になったのを見て

そうか、こうなのか、とうすぼんやりと思ったのだった。

何しろ
読んだのは2007年8月で、私にしては、
忘れて当然というほどの昔になる。

丁寧に作られているという感じがある。

それぞれの事情を抱えながら、三つ葉のもと、話し方教室に通う3人の生徒たち。落語を通して殻を破ろうと悪戦苦闘するのだ。

落語を通して
人々のコミュニケーションについて考えていく。

いまを生きる我々にはコミュニケーションが大切である。

彼らを教えることで、主人公も自分に足りない部分に気がつき、芸に目覚めていく。その様子を丁寧に描いているので、当然の結末になるかと思いきや物語のようなホットする結末には必ずしもならない。

そのまま、でも、いい方向へは続いていくのだ。

前に述べたが、役者たちが皆好演している。
落語の「火焔太鼓」は、素晴らしかったし、本物の噺家のようにさえ見えるし、周りを支える人たちが映画の中で生きているのが素敵だ。

そして私は
こうして毎日生きているし、
どこかで、だれかに、なんとなく、絶え間なく
「しゃべれども」を、無駄に繰り返しているわけ。

何か新しい発見はないか、
面白いことはないか、
人と心のつながりが持てるか、と。

いいじゃない、ほとんど片道通行でも。

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コメント

いいじゃない、ほとんど片道通行でも。

そうです。
最近よく手書きの葉書を出します。
心を伝えたくて…。
でもお返事は期待しないでね、と自分に言ってます。


BSで上映されたのですか。
観たかったな~~

投稿: かたつむり | 2013年5月31日 (金) 23時52分

こんにちは
コメントありがとうございます。
そういうわけで、お返しが遅くなりました。

BSで偶然に見ました。
見たいものが偶然に見られるのは嬉しいですよね。

人との交流って
難しいかもしれないけれど、
あきらめてもいけない、ですね。

いろいろなつながりを大切にしたいと思います。

投稿: いち | 2013年6月 3日 (月) 09時18分

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