« 90という数字 | トップページ | 春の香り…ふきのとう »

2013年3月13日 (水)

『風の中のマリア』百田 尚樹

昆虫
見ているだけなら好きなものもあるけれど・・・
私は…あまり…
でも子供は好きだ。

子供も絵本の中の絵と実際とが異なるものもあり、戸惑うものもあるようだ。

 

保育園では、
それぞれにマークがついているらしい。
文字が読めない子のために。

1歳からなじんでいるので、今では 

こーちゃんは「トンボ」なのぉ。
サーちゃんは「ちょうちょ!」

じゃあ〇ちゃんは?と聞けば「かにさぁーん」 

さすがに蜂、スズメバチはいないようだ。




この本はスズメバチの話だ。

以前に新刊紹介で読んだが、面白そう?いやどうかな、ということで読もうとは思わなかった。

時がたち、待たずに読めることになって、ちょっと気になって
リクエストした。

以前、ディスカバリーチャンネルで大スズメバチが一夜にしてミツバチの巣を襲って、全滅させてしまうという映像を見て、その恐ろしさに、口を開けたままだったことがある。(閉じろ!)

読みながら
マリアはマリアでいいのだけれど、どうしても恐ろしいその映像が頭の隅に浮かんでしまうのだ。

作者は良く研究されているから
自然の摂理、生態については良くわかった。

擬人化するのではなく、あくまでスズメバチの、あるいはほかの虫の心情つまり生態として語られている。

自分たちがいかに女王蜂の遺伝子を受け継ぐか、どちらが多く受け継ぐかということを大事に(作者も)思っているのかが分かった。

入っている図版がその説明だけだったから。

蜂は女王蜂以外は30日前後しか生きられないのだという。

濃い人生だろう。

虫たちと戦って、肉団子を作り、妹たちを育てる・・・

21冊目

内容(「BOOK」データベースより)

命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。
 

|

« 90という数字 | トップページ | 春の香り…ふきのとう »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 90という数字 | トップページ | 春の香り…ふきのとう »