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2013年3月19日 (火)

『豚の死なない日』 ロバート・ニュートン・ペック

訳者あとがきによれば、60年代後半,とくに70年代に入ってから、アメリカの出版業界ではヤングアダルトという分野が急成長をとげ、瞬く間に大きなマーケットになっていく、とある。

だからなのか、確かに読みやすい平易なことば・文章でつづられている。

貧しくつつましく暮らす一家。

父と子、隣人、自然、・・・

お金はない。

宗教的な関係もあって、それに忠実に従って暮らしている。

シェーカー教とあったが、私にはわからないので、

アーミッシュのようなイメージを持って読んだ。

『刑事ジョン・ブック/目撃者』でみたような・・・

全体に流れ、文のところどころに現れる、

平易なことばの中に輝いているものが見える。

それは広い緑の,何もない草原の中に

よく見れば、小さい花が咲いている、特に目立つような花でもないものが。

しかし、しっかりとそこに存在している、そんな言葉たち。

難しい言葉や美辞麗句などで語られるのではない。

だから、抜き出そうとすると、どこを抜き出していいかわからない。

そんな何気ない言葉なのに、そこに胸を打つ真実が語られている。

ユーモアもあって、楽しく

また、ほろりともする。


この少年が13歳なのだ。がんばれ!



「わしはわしだ。…悲しくなんかないさ。わしは豊かな生き方をしている。貧しいのはむこうのほうだ。」

1996年刊行 22冊目

内容(「BOOK」データベースより)

1920年代、ヴァーモントの貧しい農家の少年ボブは、隣人の牛のお産を助けたお礼にもらった子豚を丹精こめて育てていた。だがやがて、誇り高い生き方を教えてくれた父は不治の病に侵され、さらに不妊症が判明した豚を殺さねばならなくなる。あまりにも大きな試練がボブに科せられた…生きることの喜びと悲しみが簡潔な描写で語られ、子供から大人までさまざまな感慨を呼び超こす現代の古典。

 
もう一冊、借りてきた本は既に読んだ本だった。
2年前だったから、読み始めてすぐ、わかった。
当たり前か。小川洋子さんの「海」(前回のブログ
仕方ないので、また読んだ。
同じ「ひよこトラック」が面白いと思ったのは、面白いのか、当たり前なのか。
読む本がない・・・・

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