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2013年3月18日 (月)

月に一度のおいしいお弁当

今日はWBCが午前中に。

8時半からとあったが、ほんとの試合はいつ始まるんだろう。もう9時半も過ぎた。

10時からなのか?さばを読むにもほどがある?

もちろん8時半からは放送で試合開始とは書いてはなかった。

さて、まだ母の話の続き。

ここ数年間、毎月一度水曜日にボランティアの方々が手作りのお弁当を届けてくださっていた。

母は最近それを楽しみにしていた。

感謝もしていた。

長寿のお祝いのお金を市からもらった時に

お弁当の会に寄付をしようと思うの、と言ったのは88歳の時だったろうか。

「それはいいことだと思う。」と私は答えた。

そのお金で、会ではみんなに温かい靴下を買うことができました、と言ってくれたりもした。

もちろん母にもその靴下がお弁当と共に届いた。

暖かいふわっとした靴下であった。

その母が「お弁当ね、この3月で終わりなんですって、ボランティアを続ける人が減って、おまけに経済的にも補助金だけじゃ難しくなったからって。」と、残念そうに言っていた。

「じゃあお礼の手紙を書かなくちゃね。」と言うと「言葉でお礼を言うから…」

そんな話をしたのが、こころにひっかかっていたらしく

土曜日に行ったときには、

「お礼の手紙は94歳の人が書いていたわ、

その人は30年間、利用していたんだって。

ボランティアの人も

『年取るはずよねえ。自分がお弁当届けてもらいたい年になって』、と話してた。」と。



そう言えば

私の友もずいぶん前から

引越し先でそういうボランティアを立ち上げて

活躍していたが・・・・元気かな。


母がそのお弁当を届けてもらうようになってから

何年だろう。

最初は遠慮していたのが、薦められてもらい始めて、10年にはならないと思う。

季節に合ったお弁当を

一つ一つ箸でつまみながら、これだけ手をかけるのは大変だろうなぁ、などと話したものだった。

時には

小学校の子供の手紙が添えられていたり、

折り紙や手作りの小さなものが入っていたり。

子供の手紙には

小学校宛に返事を書いていた母。

自分の時間を使って

月一回、美味しいお弁当を作って届けるには

どれだけの時間と手間と心が必要だったろうか。





私も10数年前までは

いろいろなボランティアをしていたが、

父の病気などもあり、主に父母のために費やすようになって

やめた。

私はなんだかどこへ行っても

一緒に笑って、最後にはお茶のみをして帰ってくることが多かった。

私が行く日には

お菓子が買ってあったり…

また、いろいろな話を聞かせてもらったり…

そんなことを思い出した。

最後のお弁当には

おかずがぎっしり詰まっていた、という。

みんなの気持ちがあふれるように込められていた。

どうもありがとうございました。

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コメント

いちさん、こんにちは!
今日も素敵なお話をありがとうございました。
いちさんの言葉は、心に沁みます。

ボランティアをしてくださっている方々には、
本当に感謝ですね。

それにしても、手作り…、私は料理は苦手だけれど、
出来ることは、心を込めよう…、
改めて改めて、思いました。

投稿: かたつむり | 2013年3月18日 (月) 13時52分

こんにちは
かたつむりさん

私も心を込めて手作りがんばろうと思いました。
母の楽しみのためにも。

できることは
がんばっていこう。ですね。

投稿: いち | 2013年3月18日 (月) 19時07分

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