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2013年2月18日 (月)

『ウエハースの椅子』 江國 香織

今日は歯周ポケット掃除

2回目だった

前よりは慣れた模様。

人間はこうしていろいろ慣れていく。

いいことも悪いことも・・・




この本も

前の本(「レイクサイド」)と一緒になんとなく取り上げた本

この本の感想を

どう書いていいかわからない。



感動とかではない。

ただ作者のここでの心情は伝わっては来る。

同調はできない。

そういう状況になったこともないけど、

想像力で

読み取り、つかむことまではできる。

いわゆる江國ワールド、ふわふわ

「恋人はいつも帰っていく、

帰るところがある人なのだ。

私は日常の中で、子供のころの世界を思い出し、

亡くなった父や母の言葉を思い出す。子供のように。

閉ざされたような世界で、死を考え、

絶望は友達のようにやってくる。「やぁ」

恋人も同じように、優しくやってくる。


ウエハースの椅子に座っている

物憂げで危げな私。」

というわけで・・・

作者からのコメントがあったので載せます。

海外ミステリの前に深く沈み込むにはいいかな。

わくわくハラハラ、ディーヴァーの世界へ大きくジャンプするには。

2004・5  16冊目

内容紹介

あなたに出会ったとき、私はもう恋をしていた。出会ったとき、あなたはすでに幸福な家庭を持っていた――。私は38歳の画家、中庭のある古いマンションに一人で住んでいる。絶望と記憶に親しみながら。恋人といるとき、私はみちたりていた。二人でいるときの私がすべてだと感じるほどに。やがて私は世界からはぐれる。彼の心の中に閉じ込められてしまう。恋することの孤独と絶望を描く傑作。

著者からのコメント

著者のことば--刊行に寄せて
 恋をすると子供じみてしまうのはどうしてだろう、と、ずっと疑問に思っていました。この小説を書きながらわかったのですが、実に単純なことでした。子供というのは一人では生きられないのですね。恋をした人間も、一人では生きられない。似るわけです。
 恋の果てにいる、一人の女の小説です。
 彼女はもう中年にさしかかっているわけですが、まあ、子供っぽい。大人の身体と子供の視点、大人の分別と子供の欲求、を、一人でその身内に抱えてしまった女の独白を、よかったら読んでみて下さい。江國香織(えくに・かおり)


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