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2013年1月23日 (水)

『ツナグ』 辻村深月

今日の天気は

いかにもはっきりしない曇り空。

鼻がぐすぐす、もう花粉でしょうか、たぶんね。

去年末

久しぶりに一人で駅前のデパートをちょっとだけ歩いた時

書店に入った。誘われるように、そう、きっとそう。

その正面に大きく展開されていたのが、この「ツナグ」の本だった。

大々的に陳列されていて、

ちょうど文庫の発売と映画の公開の時期だったのだろう。

どうしようか迷ったが、リクエストしてみた。

設定が?どうなの?などとも思ったから、である。

たった一人と一度だけ死者との再会を叶えてくれる人がいるらしい」

それは誰にでも与えられるのではないが、

必要な人にはつながるようになっている。

誰でも思いつきでやられたら

かなわないだろう。ツナグ人も・・・

いろいろなケースがもちろんあり、

そのたびに

自分はどうかと思う。

行き違いのまま別れてしまったら

大事なことを言えないまま、

そんな感じで進んでいく。

私はと言えば

いつも都合よく

いいように考えるから

私の考えていることは向こうには通じていると思い、

言いたいことは

わかってくれると思ってしまう。

だから・・・

でも・・・

読み終えて

生きている今

大事にしたいこと、大事にすべきこと

心残りの無いよう過ごすこと

いつも考えつく

そういうことを改めて肝に銘じた。

そういうことを

折に触れ思わせてくれる本は大事だ。

最初の話は

あぁ、あの件をヒントにしたのだな、と思ったり。

そうよね、みんな気になるよね。とか。

逆もあり得るらしいから

そういう本も・・・どうだろうか。

などと、思う。

設定を素直に受け入れれば・・・

読むのだからそうした方がいい。

物語とはそういうものだ。

静かに

すーっと読み進めて、

読んだ後も静かな心

内容紹介 発売日2010.10   5冊目

 
 
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

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