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2012年10月26日 (金)

ご縁はあったかなかったか。『二流小説家』デイヴィッド・ゴードン

ゴールデンウィーク中に

固まってやってきたリクエスト本の一つである。54冊目

その時読みかけたが,どうもはいりにくかった印象で、読まずに返した。

ところが、やはりどうにも気になっていたので、また申し込んでおいたのが、来たのである。

しかも今度は図書館に行く時間がなく、期限が過ぎてしまったので、やはり、これにはご縁がなかったのだと、内心ホット思っていたら

まだ担当の方が残しておいてくれて、借りることができた。つまり、ご縁はあったのか。

図書室のカウンターの女性が、前に、この本はどうしても自分はだめで、半分もいかないうちにやめた、と言っていたのを聞いていたせいもあり、
どうも身構えてしまっていたようだ。

そうして自分でも、どうかなあどうかなあ、と心配しつつ読んでいたせいだろうか、なかなか中に入っていけない。

気にいらない(?)言葉遣いや、おぞましい殺人も、よけいそう思わせる。

意地でとにかく読んでいくことにした。

最後まで行かないと、いいか悪いかの判断はできないものね。

12年度このミス1位というものを、読まないでは何にも言えないという気持ちだったが。



「ミステリが読みたい」「このミステリがすごい」「文春ミステリベスト10」のすべてで1位となった作品というから。

しかし・・・・なかなか進まない。

半分以降からは話は進み、ミステリらしく動いてきた。

一気には読めないように作られた構成、それが単純な私を混乱させる。

あの挿話は何の意味だろう。そこに何かあるのかないのか。誰か教えて。

何しろそこはさらっと飛ばしてしまったから。

「なにゆえ僕らは本を読むのか。…おそらく大部分の人間にとって、読書は旅ではないかと思う。」という読書論から

ミステリ作家・登場人物論(?)コロンボ、モンク、ホームズ、モース、リンリー、フロスト、メグレ、ポワロ、マーロウ、、、」まで。

考えると盛り込みすぎかもしれない。

豊かな才能を少し押さえていただけたら、もっと読みやすかったと思う。

でも1位とした選者の方々の理由はここにあったのかもしれない。

ぜひその理由を教えていただきたい。

皆さんはいかがでしたか?

決してつまらなかったわけではない、よくできたプロット、でも何かが・・・

私にはご縁がなかったのだ。

ハリーのその後は見てみたい。

内容紹介

ハリーは冴えない中年作家。シリーズ物のミステリ、SF、ヴァンパイア小説の執筆で何とか食いつないできたが、ガールフレンドには愛想を尽かされ、家庭教師をしている女子高生からも小馬鹿にされる始末。だがそんなハリーに大逆転のチャンスが。かつてニューヨークを震撼させた連続殺人鬼より告白本の執筆を依頼されたのだ。ベストセラー作家になり周囲を見返すために、殺人鬼が服役中の刑務所に面会に向かうのだが……。ポケミスの新時代を担う技巧派作家の登場! アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補作

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