« 『鍵のかかった部屋』貴志 祐介 | トップページ | 福うさぎ »

2012年7月15日 (日)

くちなし

母のところに行ったら

ガレージの入り口に白い花がいっぱい。

006005_2こんなところに「くちなしの花」だった。

しかも八重咲き

咲き始めは真っ白で、やがて黄色味がかってくる。

0044


ねじねじの蕾も面白い。

Baf597ea6cf999915a11d96707ca68e1私はくちなしの実が好きだ。

オレンジ色のかわいい王冠のような型をした実である。

きんとんとかの色漬けにも用いられる。

私はよく冬に作るリースに付けた。

花言葉は「幸せを運ぶ 清潔 私は幸せ 胸に秘めた愛 とてもうれしい 幸福 喜びを運ぶ」など、

どう見ても、聞いても、幸せな意味である。

昔のことを思いだした。

子供たちが幼稚園の頃、私は双子の親ということで

2年間、いわゆる本部というか、PTAの役員をさせられた。

そのころは、もちろん若くて元気はつらつ

おしゃべりの場は果てることなく、はじけていた。

みんなで持ち寄りで毎月毎週のように集まっていた。

そこで誰が言うともなく、そのかしましい会を

「くちなしの会」

そんなめっそうもない素晴らしい花ことばなど、つゆ知らず、

ただ単に、お喋りたちの会に、蓋をするべく、せめてもの誰かの(家族の?)願いで(?)付けられたのだと思う。

あまりに姦しくて、どこのご主人も

驚いたに違いない。

それがまた楽しくて、大笑いして、そんな皮肉もなんのその、みんなで、堂々と

「今度のくちなしの会は・・・」「私たちくちなしの会では…」などと臆することなく、話していたのである。

それは我々の小さな幸せな日常であった。

もちろんそれを聞いた友達は、「あなた方が?くちなし?えー、びっくり!」であった。

そんなあんぐりの顔も思い出の一つ。

そんなことを思い出したくちなしの花である。

|

« 『鍵のかかった部屋』貴志 祐介 | トップページ | 福うさぎ »

私と仲間と」カテゴリの記事

自然 山 植物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『鍵のかかった部屋』貴志 祐介 | トップページ | 福うさぎ »