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2012年6月 6日 (水)

『緑の毒』 桐野夏生 

桐野作品にしては

サラリとしている。

あまりどぎついのはいやだ、と思いつつ

え?こんな感じでいいの?と不満に思う、読者はわがままである。

ラストももう少し、書き込んでくれるといい。

急いで終末に向かって進んで行った気がする。

私が言えることではないが、すこしツメが甘いというか、なんというか。

悪人は懲らしめてほしい、という感じかな。

人間の心の書きこみは深い。と思うが。

あっちこっちに話が飛び、人の名前が交錯して

少し迷ってしまう。

カオルはどこに行ったのか。行くのか。

この先みんながどうするのか。

想像力を駆使しても面白くない。もう少し。

「痛快&興奮の邪心小説」と角川の宣伝にあった。

まさに邪心だな。うん

「緑の毒」の意味は、「嫉妬を緑色の眼をした怪物」に例えたようだ。

「人の心を餌食にして、苦しめる」とも言っている。
シェイクスピア『オセロ』の言葉らしい。

「嫉妬という感情は怖いものだよ」妻の浮気相手の言った言葉。31冊目

内容紹介

妻あり子なし、39歳、開業医。趣味、ヴィンテージ・スニーカー。連続レイプ犯。。水曜の夜ごと、川辺は暗い衝動に突き動かされる。救命救急医と浮気する妻に対する、嫉妬。邪悪な心が、無関心に付け込む時――。

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