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2012年4月22日 (日)

『永遠の出口』 森 絵都 

今日はどんより、ひんやり

これから雨になるようです。

これは一人の女の子の物語である。

森さんの優しい目線で

大人になってから、回想的に語られる。

読み終わって、

いい感じ。

自分のその時代を思いながら読んでいく。

面白かった、面白い?

そうではない。楽しい?そうではない。

なんていうのだろうか。言い難い何かが心の隅をつついて沸き起こる。

あまり突きつめて考えることもできなかった、ぼーっと過ごしていたあの頃の私。

しかしそれはそれで良くて。

本と同じではないけれど、どこかあたたかくて

しかも懐かしい。

自分のその時代、小中高校生時代と重ねてみる。

内容はもちろん同じではないけれど、自分のその頃の思い出が

森さんのこの物語に寄り添いながら、私はひそかに私だけの物語を進めていく。

小学校から高校までの生活。

私にも友達がいて、楽しいときがそこにはあった、そんなことを思い出させてくれる時間でもあった。

あのころを振り返ってみる。

みたくなる。ずいぶん昔のことだが。21冊目

内容(「BOOK」データベースより) 

「私は、“永遠”という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。ぐれかかった中学時代。バイト料で買った苺のケーキ。こてんぱんにくだけちった高校での初恋…。どこにでもいる普通の少女、紀子。小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。第一回本屋大賞第四位作品。

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