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2012年4月20日 (金)

「ヒトリ ダマリノ ミチ ナガイ…」 

一日(?)テレビがついていた日のこと,

源氏物語の後の話である。


徹子の部屋に
安野光雅さんが出演

その中で聞いた言葉。

耳で聞いていただけだったので、しっかり入っていなかった。
後で調べてみたら、こんな風だった。

「『ヒトリ ダマリノ ミチ ナガイ フタリ ハナシノ ミチ ミジカイ』
それまでこのように美しい言葉を聞いたことがないし、これからも聞かないであろう。
 
安野光雅「私の履歴書」(日本経済新聞 2011/02/20付
 朝鮮人の老婆の語った言葉」

『戦後、朝鮮人の老婦人とバスを待っている間に、彼女が私に言った、素晴らしい言葉をここに書く。
 
ヒトリ、ダマリノミチ、ナガイ
 
フタリ、ハナシノミチ、ミジカイ
 
あの老婦人ヲ思うたび、涙が出そうになる。』

どうやら彼はこの言葉が好きで、(私も、だが)
いろいろなところに書いているらしい

テレビでは、この言葉がどういう話の流れで出てきたのかはよくわからなかった。

しかし、放送終了後、気になって調べていたら、正しい言葉がわかり(もとはと言えば、私のうろ覚えだった)、そこからいろいろ調べてみたら、こんな風にいくつか出てきたのだ。

やはり朝鮮人のおばあさんとバスを待っているときの話だった。

しっかり聞いていればよかったと思うがまあ仕方ない。

その時私はパソコンに向かって

彼の「ABCの本」の注文をしていたところだったからだ。

うれしいことにその本のカバー袖にもこの言葉が書いてあるらしい。

この本が紹介されて、
マゴッチにあげようと即思い立ったのである。

昔からあった絵本だが
英語に興味を持ち始めた子にはちょうどいいかと。

これも何かのご縁じゃ。
誕生日でも何でもないけど、珍しくも「ばあ」からプレゼントしましょう。

安野光雅さんの、その言葉への思いの深さに
徹子さんも共感してクスンと涙ぐんでいました。

テレビは「86歳 がんとともに生きる」というテーマでした。

がんと言われても
「今のところがんと思わないで生きればいい」とはお医者さんの言葉だそうです。

こうして話を聞くと
よけい彼が身近に感じられるようです。

いろいろ考えさせられる言葉でした。

その前にはBS「えん旅」の再放送が流れていた。

ラジオ代わりの、ながら族です。

布施明が行く久慈の旅、再放送らしい。

そこで人とふれあい、そこでミニコンサートをする。

今でもさすがにすごい、いい声だ。

数十年前、私もよく聞いた。

それから、昔から彼の大ファンである友のことを思い出した。

きっと今でも「ファンクラブ会員」に違いない。

懐かしく思ったが、しかしそれだけのために、電話するのはいかがなものか。

歩いていたら会うかもしれない。

その時には忘れないで聞いてみよう。

とにかく、

そのコンサートで、代表曲の一つ「霧の摩周湖」を歌ったのだ。

彼が話す。

最近はこの歌を特別な思いで歌っているのだと。

摩周湖の霧は

この三陸沖の海で生まれたのだということ。

それが最終的に行き着くところが摩周湖の霧なのだ。

地震で被災した方の御霊は

そういうことだから、摩周湖、神の湖で静かにやすんでいるのだ、と

最近はそう思って歌っているのだと。

まさにそれは去年見て感動した「摩周湖の霧「滝霧」だ。

そうだね、きっとそう。

私もそう思い、そう願う。

魂よ、安らかに… 

 

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コメント

いいことばですね。私も安野光雅さんは大好き。
「ABCの本」はず~と前にじぶんように買って、
今でも時々開いているよ。
「フタリ ハナシノミチ ミジカイ」っていいね。
ブログでおしゃべりしてゆっくり行こうね。

投稿: ちゃちゃ | 2012年4月21日 (土) 08時14分

こんにちは ちゃちゃさん
そうですね。話しながらゆっくり行く道は短く感じられますよね。

本は今日あたり届くようです。

こちらこそよろしくね。
前を向いて
元気に生きましょう。

投稿: いち | 2012年4月21日 (土) 16時54分

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