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2012年4月24日 (火)

『下町ロケット』 池井戸 潤 22

空飛ぶタイヤ」を読んでから、
待っていた本というか、
「下町ロケット」が読みたいのに何百人も待っていて、いつ読めるか、わからなくて、読書仲間にまず「空飛ぶタイヤ」を勧められたのだ。

「空飛ぶタイヤ」も非常に感動した。

そして、この「下町ロケット」をやっと昨日借りてきたのだ。

「空飛ぶタイヤ」が上下2巻だったのに対し

これは1冊なので

少し中身も薄い感じもあるが、

こちらのほうがコンパクトということもいえる。

作者はそれを狙ったのだろうか。

久しぶりの一気読み。

夜寝る前に読み始め、11時過ぎからあくびも出ることなく、3時には読み終えた。(今日は早く寝よう

最後は大事に丁寧にゆっくり味わいつつ読み終えた。
エピローグはその私の思いには少し足りなかった。

が、面白かった。

仕事はお金だけが目的でいいのか。

その上に夢、プライド
それらを乗せて、発揮できたら幸せだ。

そのために必死に頑張るとしても。

もちろんみんなそうなのだけれど、なかなかそれは難しいことかもしれない。その辺が小説の甘さなのかもしれない。

実際にはそんな幸せな人はどれほどいるのか、と考えてしまう。

夢のために、夢を追い、夢にかける。

それができるかどうか。難しいことだろう。

とにかく

主人公は自分の夢のために、美味しい話を捨てるのだ。

働くことの意味

1階が生きるためのお金
2階は自分の夢のため。

そんなことを思って夢を追いかけた男の話。

「空飛ぶタイヤ」と同じ匂い。こちらが直木賞候補だったのに対し、「下町ロケット」が受賞したのは・・・何だろう。

銀行の人が良く出てくるが、
しかもあまりイメージがよくなくて、
見れば彼は銀行出身だった。

夫にも無理やり(?)読ませたが、面白かった、との感想で、良かった。

内容紹介

第145回(平成23年度上半期) 直木賞受賞

「その特許がなければロケットは飛ばない――。
大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業vs大企業の熱い戦い!
かつて研究者としてロケット開発に携わっていた佃航平は、打ち上げ失敗の責任を取って研究者の道を辞し、いまは親の跡を継いで従業員200人の小さな会社、佃製作所を経営していた。
下請けいじめ、資金繰り難――。
ご多分に洩れず中小企業の悲哀を味わいつつも、日々奮闘している佃のもとに、ある日一通の訴状が届く。
相手は、容赦無い法廷戦略を駆使し、ライバル企業を叩き潰すことで知られるナカシマ工業だ。
否応なく法廷闘争に巻き込まれる佃製作所は、社会的信用を失い、会社存亡に危機に立たされる。
そんな中、佃製作所が取得した特許技術が、日本を代表する大企業、帝国重工に大きな衝撃を与えていた――。
会社は小さくても技術は負けない――。
モノ作りに情熱を燃やし続ける男たちの矜恃と卑劣な企業戦略の息詰まるガチンコ勝負。
さらに日本を代表する大企業との特許技術(知財)を巡る駆け引きの中で、佃が見出したものは――?
夢と現実。社員と家族。かつてロケットエンジンに夢を馳せた佃の、そして男たちの意地とプライドを賭した戦いがここにある。」
 

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