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2012年2月16日 (木)

『ぜんぶの後に残るもの』 川上未映子

昨日と変わって今日は寒いですね。

今は三寒四温ならぬ六寒一温だとか。

今回の本は「ぜんぶの後に残るもの」 10冊目
新聞の書評で、震災関係の、川上さんのエッセイということで
リクエストしました。表題も気になりましたし、ね。

南三陸町への思いから、自分なりに思いを広がらせたものかと、勝手に思ったわけですが。
しかし、すべてがあの後書かれたものではなく、ほとんどは週刊誌にコラムで書き溜めたものでありました。

ですから
紙幅が決まっていて、何を書いてもはっきりした結論はあまりなく、
いつも物足りない気がしていました。

エッセイですからそれでいいのかとも思いましたが
私が当時そして今も求めていたものとは違ったということです。

ご本人も書評を書かれることもあると書いていましたが、
書評って、それをどう受け取るかも含めて
正しく自分で選び出すことも大切なのだと。

まあ、それも運ということで、逆もあるし、いいか。

自分が生きて行く中で
もし、すべてを失い、立ち上がる気力もないほど打ちのめされた中で、
何が残るのか、何か残ってほしい、大切なものは何か、それを考えさせられる題名ではありました。

佐野洋子さんの「役に立たない日々」を思いました。
今頃天国でも毒舌はいてるかなあ。

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