« 春の盛りに | トップページ | いちごじゅーす »

2011年5月 2日 (月)

『そして夜は甦る』 原 尞(はらりょう)

久しぶりに日本人のミステリモノを読んだ。

私がなぜ海外ミステリが好きなのか、
深く考えたことはないが
その要因の一つに
日本では舞台が身近すぎてリアルに感じられるからだと思う。

もともと
現実の私は殺人も悪事もハードボイルドもあまり好きではないのだから
(誰でもそうだね。)
それがその辺の町で起きていると思うのはフィクションでも少々つらい。
外国の見知らぬ町で起きていれば多少のことも許せる、かな。

この本の舞台は東京で
なんとなく予想できる人々
若い都知事や俳優のその弟なども出てくる。

文章もなんとなくチャンドラーっぽい。
派手ではないがじっくりと流れていく。
面白く読めた。
痛いところや汚いところもないので楽に読める。

調べてみたらたいそう寡作遅筆の作家らしい。

1990年、第2作『私が殺した少女』で第102回直木賞受賞
残念ながら「りょう」という漢字は探したがなくって、最も似ている字にしたが、ひらがなの方がよかったかな。(横棒の両脇のカギがないのです。)
なおこさまより連絡いただきそれをコピーして直させていただきました。あっりがっとさーん。

【中古本】 そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501)) 1988年初版 29冊目

内容(「BOOK」データベースより)
ルポ・ライターの失踪、怪文書、東京都知事狙撃事件…。西新宿に探偵事務所を構える沢崎が立ち向かう難事件の背後には巨大な陰謀が隠され、鮮やかなラストシーンに向って物語はスピーディに展開してゆく。レイモンド・チャンドラーに心酔する、ジャズ・ピアニストの著者が2年の歳月をかけ完成させた渾身の処女長篇。いきのいい会話と緊密なプロットで贈る、期待の本格ハードボイルド登場。

|

« 春の盛りに | トップページ | いちごじゅーす »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

原 尞 ちゃんと表示されるのかな?
懐かしいですね~
日本の作家には珍しく、サラッとした空気が好きでした。

投稿: なおこ | 2011年5月 2日 (月) 21時47分

こんばんは
そうですか
ありましたか
どなたかのHPかにもそんなことが書いてあったので
手書きで探して無かったので
あはは
おせわになりました。
娘が薦められて買ったかもと言っていましたが
なおこさんから回ってきたのでしょうか。な。

投稿: いち | 2011年5月 3日 (火) 22時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 春の盛りに | トップページ | いちごじゅーす »