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2011年2月12日 (土)

『キケン』有川 浩

やっと来たリクエスト本

キケン 11冊目

内容(「BOOK」データベースより)
成南電気工科大学機械制御研究部略称「機研」。彼らの巻き起こす、およそ人間の所行とは思えない数々の事件から、周りからは畏怖と慄きをもって、キケン=危険、と呼び恐れられていた。これは、その伝説的黄金時代を描いた物語である。

私の好きな作家「有川 浩」の作ではあるが、最初これは私には合わないな、と思った。
機械関係の話だと思ったからである。

でも読みやすい上にテンポもよく
簡単に読み進んでいけた。

最終的にはその時代の真っ只中にいる時に語るのではなく
それを卒業後10年ぐらいして
妻に語り聞かせる思い出ということなので
ノスタルジーというか淡く薄いオブラートに包まれた趣があり
強烈ではないが
だから少しやわらかく語られるのである。

だから
弱いと思う向きもあろうが
少し遠くからそのときの自分を眺めてみるという風情も
いいとおもう。

最後の
黒板は字が整いすぎている。
気がした。
もっと違う字があったら。

自分の学生時代と重ね合わせると
それは混沌としていて
到底同じものにはならない。

時代も何も異なる。

でもそこには何かがあった。
そこに私もみんなもいた。

そんなことを思い出させてくれる一冊。

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