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2010年12月26日 (日)

『四十七人目の男』 スティーヴン・ハンター

四十七人目の男〈上〉 (扶桑社ミステリー ハ 19-14) 45,46冊目 2008年
年末に思わず手にした「四十七人目の男」
あのハンターの作品である。

予約本と交換に途中で返そうと思ったが
やはり読み出したものは、結末を知りたくて。

昔,結末に驚かされた「極大射程」の作者である。

その彼が日本映画「たそがれ清兵衛」を見て刺激を受けたという。
あのハンターの作品である。

が、日本が舞台のミステリ、悪と戦うという話となると
逆になかなか真実味は湧かず、どこかこそばゆい。
こんなことあるかい?ってな気持ちにもなる。

嬉しくも思いつつ、違和感も持ってしまうのだ。

ハンターが日本の時代劇映画にささげたオマージュだという。
確かに日本の俳優に捧ぐ、とかあり、たくさんの日本の映画をみて、影響を受けたことはわかる。

日本人には「四十七人」といえばすぐ思い浮かぶ。
それに絡んだ話。
少し無茶振りで、作者の思い込みは伝わってくるが。

「謝辞」の中でこう述べている。
「本書を執筆することになった根源は、アメリカ映画が新たな低みに達したために、映画批評家としてのわが人生にふさぎの虫が巣食い、その泥沼の中で、山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』を観て復活した。それからサムライ映画を観まくり、最終的にサムライ小説を書きたいと思った。」というのだ。

作者のこれを書きたい、という思いは伝わってくるが。
なんだかなあ、という感じ。
ハリウッド映画で時代劇を見たような。

昨日もテレビで「忠臣蔵」を見ていた夫のそばで読み終えた。
定番ドラマの好きなお方でござる。

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